今、振り返ると自分の体内で既に形成されつつある病にも気付かず、

怒涛の4ヶ月を過ごしていました。

いつもと違う症状が出だしたのが、

2023'年末〜咳が出る。熱はなし。

インフルエンザやコロナでもない。

いつも花粉症でお世話になっている

耳鼻咽喉科にも受診をし

咳なども含め診察して貰っていました。

同じ症状で計3回の通院。

いつもの流れからすると、花粉やアレルギーで

通っている為、どうしてもそちらからの咳ではないかという判断でとどまる。

咳に対し処方された吸入薬は3回受診ともに

同じもの。効き目がなかったとも話したのですが謎。ここまでで既に2〜3ヵ月経過。

そうこうしている間に3月初めに

会社で年1の健康診断が目前に迫っているという事もあって

"何かしらこの健診で分かるであろう。"と、

一旦、放置。健診から結果が戻ってくるのは

毎年ながら1ヶ月程先で、手元に届いたのが

既に4/5。やはりかと思う内容物が封筒の中に

入っており胸のX線で引っ掛かっていました。

CD‐ROMを持って、更に詳しくCTを撮って

くるよう書かれていました。

即日、会社指定の最寄り病院へ駆け込み

CT撮影をした結果、先生の表情が思わしくない。

更に、大きな病院で検査をするようにと促され

紹介状を持ち帰る事に。

あれよあれよと

最終、辿り着いた病院にて4/12初受診。

ここでは時が止まりました。

CT画像を見ながら主治医が口にする言葉は

ドラマや映画でしか見た事も聞いた事もないセリフばかりが飛び出す。

でも、自身はどこか他人事で上の空。

足のつま先からバチバチと電気が走り

頭のてっぺんまで熱いものが

込み上がってきた感覚は今でも覚えています。

頭に達した時には、ショートした状態で

やはり他人事のような質問をしていたかと思います。そんな傍ら、

付き添いで来ていた娘の啜り泣く声だけが

ただただ悲しく耳に残る。