好きなアーチストの動画を見ていたら、関連動画として出てきた動画の中に彼はいた。
番組ごとに変わるキャラクター。
だけどブレない王子様感。
いつだってキラキラしてるけど、いつでも全力な彼の魅力に次第にハマってしまい…
今では部屋中がSexy Zoneで埋め尽くされるくらいにはハマってしまった。
いい年した大人が、なんて親には呆れられたけれど…好きになってしまったものは仕方がない。
嫌いになりたくてもハマっていく一方だし、嫌いになれる術なんて持ち合わせてないし。
「あ、花菜ちゃん!この資料が欲しいんだけど…」
「…はい!」
先輩の声に返事を返すと、背後から伸びてきた腕。
「山崎さん、僕なりに資料の訂正したんで、後で目を通してください。」
ちょっと小生意気な感じでそう発したのは。
社内でも一、二を争うイケメンだと言われている中野 神弥(ナカノ カグヤ)くん。
長身で最近の若者らしい雰囲気を纏う25歳。
私の直属の部下に当たるけど…何せ生意気。
「はいはい。後で見るから置いといて。」
「はいは一回ですよ、山崎さん。」
…本当、生意気。
