自前の定義
青田買いの始まりか!?
本日の日刊スポーツに「 Jリーグが自前育成選手3人登録義務化へ
」という記事が掲載されていた。
3人という人数がはたして適切なのかはさておき、現在クリアできていないのはJ1では山形のみだそうだが、J2は半数もあるという。
新聞にも「何年以上、下部組織に所属したか、といった「自前」の定義は今後、詰めていく。」とあったように、今後は定義が重要視されるだろう。
たとえば、レアル・マドリーのラウールはアトレチコからレアル・マドリーへ移っており、期間によってはレアル・マドリーの下部組織出身とは言えなくなってしまう。
ありえないと思うが、1年以上でよいならば、高校2年生である程度活躍しているサッカー部の学生は3年生になる前に引き抜かれることもあり、逆にそれに従わないと契約しない、なんて脅しも出てくるかもしれない。
また、金銭面で苦しいJ2ともなれば、ユース出身だけど無給に近い形で3人確保するということもでてくるかもしれない。
あとは、現役引退間近なユース上がりの選手が形だけ在籍するとか、すでに現役を引退した選手が、ユース枠を埋められないがために、選手兼コーチとして復帰するなどなど。
自前で育てるというのは聞こえはいいかもしれないが、一律というのは難しいでしょう。