「チュッて」

ひめに向かって

一生懸命

アタック

ひめは無視して

ブロックを組み立てる

その一瞬のタイミングを見計らってキス

みきは真っ赤っか

無反応のひめ

ブロック積みで


それどころではないのだ

「ヤらしいことしてたでしょ」

さすが鋭いゆう

帰って来るなりズバリ
「チューなんかしてないよ」
焦り過ぎて自ら自白


「ヤらしいお兄ちゃんでちゅねー」

トムの頭を撫でるゆう
「狙われてるよ、ひめ」

「このお兄ちゃんに」
トム=ひめに説明

「ヤらしい~」
ゆうの真似してみきにトムが言う

「ヤらしくない」

「全然」
必死でみきが言う

「キスくらい普通だって」
「ひめは」

「居ないよ」

1日に何度も聞く

どうやら


みきは


ひめに


恋をしたらしい

ややこしい話だ

トムは思う

ひめを出してと

ねだられる

そう言われても

無理なものは無理だ


好きの構図はこうだ


みき→ひめ

ひめ→父

父→母

母→トム

トム→ゆう


「ひめと遊びたい」
みきは言う

「ゆう」

「遊んでやれ」
トムが言う

どうせ

喧嘩になるけど

ゆうは大人の頭脳で

みきをねじ伏せる

そして

みきはキレる

いつもの事だった
トムside


母と

交わる

「死ぬ」





言われて


ひめは


父に会ってるし


元々

一つ

だったかのように

母と

僕は

繋がり続けた

心が許さなくても‥

躰は覚えてる

母の

感触を