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28日というのは特別な日なのです。
産声を上げ、初めて空気に触れたのもこの日です。
その日から、私を守ってくれる絶対的な存在はなくなりました。
わたしはただの一人の自分になりました。
自分。
ほかの自分がたくさんいるいる世界。
みんな自分のことを自分だと思っている世界。
だから、自分がここにあるということがおもしろくて仕方がないのです。
たくさんの自分がうごめいていることが楽しくて仕方がないんです。
何があってて、何が間違っているとか、そんなのどうでもよくて。
ただ、私は私の願う自分に。
自分の自分を見失ったら、ほかの自分を捕まえればいい。
私は常に捕食者なのです。
腹ペコになって、捕まえて。
貪欲に。
私の血となり肉となれ。
狩りはいずれうまくなる。
とにかく狩りへ出るんだ。
そしていつか、新たな命宿る。
新しい自分。

