私が理想の人を探していた今から10年前くらいのころ

はい次

また次〜

なんてことを繰り返していた私に、元カレさんが


「お前は一旦、一回ちゃんとひとりになれ。

常に誰かといたいから依存するし、少しでも嫌な所が目につくと別れる性格をなんとかしろ。
誰といたって、いつまでたっても、それじゃ同じことの繰り返しだぞ」




と 説教してきたことがありました(笑)











確かに、ひとりになることがいやでした











理想200%満たしてもらいたかったです(笑)









そんな白馬の王子様が必ずいる、必ず探す、と

思っていたアラフォー時代泣き笑い
最強でした

1人になるなんてとんでもない!

寂しいし、こわい

誰かといたい

理想通りのひとと




そう、思っていました











時が流れて

一旦、ひとりになれ

この言葉が心のどこかにいつまでも残り

この意味が、少しずつわかるようになってきて

少しずつ、私は自立して
遅すぎるけど

自分の足で立てるようになってきました









私は、若い頃、自分というものがまるでなかった

だから誰かといて、誰かに満たされたかった

歳を重ね、経験値をあげ、ようやく









ようやく、私は成長して自分で立ち

1人で生きていける

自分で、自分を、満たせる

そう、顔をあげて笑顔で心から思えるようになりました










遠い過去に、私を見抜き

一回ひとりになってみろと言ってくれた

私にフラれた、とある元カレさんをふと思い出し

心の底からそのとき感謝しました…

涙もこぼれました…

私を愛してくれていただろうに、盛大に裏切って傷つけただけだったことを申し訳なく

心から情けなくて、謝りたくなりましたが

そんなこともう彼は望んでいないしね…











何度か記事にもしてきましたが

癌に罹患して

子どもたちを育て上げ

強くなり逞しくなり自分の足で立ち

やっと、やっと

1人で生きていけると心から思ったあとに

私は夫に出会いました

だから、えー今さら?(笑)って気持ちもありましたし

面倒だったり泣き笑い

籍を入れて共に生きること、とてもとても悩みました









一旦、ひとりになれ

そう言ったあと、その元カレさんは

そして、ベルのことを心から愛して誠実に尽くす1人の男とずっと一緒にいてみろよ
嫌になってすぐ別れたりせず
何度も関係を構築してみろよ
お前は我慢が足りなすぎる

そうも言ったんだっけ(笑)

いや、我慢なんて今でもしないよ?

生涯しないけど









でも、言い当ててる、私のこと








夫と再婚して

最近またこの人の言葉が蘇るのです

1人の男といてみろ、と

私は実は

次々、相手を変えているほうが楽(笑)

相手を変えて、最高にちやほやされる期間を、何度も繰り返しているほうが楽しい

嫌になれば、さよなら

ダメ人間そのものですよね泣き笑い

もしかしたら真面目な話し、精神的に何か問題があるのかもしれません
あるよね

だからもしかして今書きながら気付いたけど

夫は最初から何度も

どこにも行くな
俺のそばにいろ

そう、繰り返して私に言うのかもしれません













たぶん、夫は私にとって

これ以上ないくらい私を大事にしてくれる人であることは間違いないでしょう

これ以上の人はいないと、わかっています

でもそんな夫に不満を持つ時がある

夫は言葉が足りないんです、私にとっては

足りない言葉を十分上回る行動をとってくれていますが

その行動でもちろん、十分、全てがわかりますが

言葉が足りないと思う時があります

私は話す仕事をしていたこともあり、夫より話術もきっと長けているし、理路整然と説明することも得意

文章を書くよりも、その場でしゃべってプレゼンするほうが全然楽で得意です

話すより書く方が、全然苦手

でも夫はグダグダ言わず、黙って行動します

そこの差異を

ちょっと不満に思うときがある……









だから、あの言葉を思い出すのです














1人の男といてみろって

今、やってみてるよ!

面倒くさいよね(笑)

でもきっと、これをしなかったから私は

幸せじゃなかったのかもね

いつも心が乾いていて。

添い遂げてみるよだから

そんな私に

何か言ってよ

いや、もう、二度と

会ってもらえないのはわかっているけど

でももしいつか、あの世ですれ違ったら

報告するからさ

そのときは

おー、がんばったじゃん!って

ほめてもらいたいなーと

相変わらず甘えてんじゃねーよと言われそうだけど









そう、思ってるよ