私が担当しているビジネス英語の講義。

ビジネス英語と聞くと何となく日常英会話より

専門的で難しそうな印象を受けますよね🙌

しかし専門的というのは特定の狭い分野

と言い換えることができます。

分野が絞られているということは

その時に使う英単語や言い回しの数も

限られてくるということです。

取引やプレゼンなどでビジネス英語が

必要になるシーンもあるかもしれません。

けれど日常会話と違いビジネスの場では

話す目的や内容が明確であり

さらに質疑応答も事前に予想をして

挑むことができるわけです。

よく会議中のプレゼンでは雄弁にも関わらず

休憩中の雑談で何を話せばいいか分からない💧

というような人を普段でも見かけます。

簡単なように思えてフリートークって

日本人同士でさえも難しいのですよね😅

それと同じ感覚で、ビジネス英語よりも

日常英会話のほうが実は厄介なんです。

レストランで注文を取る、旅行先で道を訪ねる

程度なら決まった言い回しを覚えれば凌げそうですが

いざ会話を広げるとなると相手から

思ってもいないような質問が飛んできたり

全く知らない分野の話についていけなかったりと

会話の展開の予想がさっぱりつきません。

さらにビジネス英語ではクセのない綺麗な丁寧語

(日本でいう標準語)でやり取りをしますが

日常英会話ではわりと文章を崩したフランクな英語

を使われて混乱する場合もあります🙌

英語にももちろん地域ごとに方言があるので

イントネーションが違って聞き取りづらいと

感じることが多々あるのです。

私は英会話を勉強するにあたって

日常英会話より先にビジネス英語を習得すべきと

考えています。

普段日本で暮らしている我々が

この国で日常英会話を使うシーンは滅多にありません。

英会話を勉強したい目的が

海外旅行や留学のためであれば

日常英会話に重きをおくべきでしょう。

けれど社会人が英語を学びたい理由の多くは

外資への転職、企業の海外進出、出世などの

キャリアアップのためではないでしょうか。

まずはお勤めされている業界のビジネス英語から

攻めてみても良いかもしれませんおねがい