昨日、「疲れた」という身体の声を無視して家事・育児をしていたら、

「ぎっくり腰」という形で「休みたい」という願いが叶ってしまって困った、という話を書きました。

この話と関連しますが、

私は一回「あえて家事をやめてみた」ことがあります。

主婦だったので、我が家では基本的に私が家事担当だったのですが、

「忙しすぎて子供と話す余裕もない！」と

お夕飯の後片付けや洗濯、散らかったリビングの片付けを全部やめてみたんです。

「家事をやめたら、本当に幸せなのか？」が知りたかった。

きっかけは、本田晃一さんの本。

以前本田さんは、お客さん用としては桐箱入りのマスクメロンを買ってるけど、

自分用には安い傷ものメロンを買っていたそうです。

でも、試しに自分用にも高価なマスクメロンを買ってみた。

そして、丁寧に切り分けて食べたものの、「美味しいけど、ここまでは要らないかな」という感想だったんですって

「一度体験したから初めてわかった」ことであり、

「どのレベルも自由に選択できる」

「選択肢の幅をもてるようになることが『自由』なのだ」

と本田さんは書いています。

「家事をやめたら幸せなのか？」が知りたかった私は、「家事をやめる」体験をしてみました。

結果、「あんまり幸せじゃなかった」笑。

キッチンに汚れた食器やフライパンが残っていることが、私にとっては不快だったし、

衣類をあまり多く持たない我が家にとって、洗濯機をすぐに回さないことも「服不足」につながる。

「洗濯機を頻繁に回さないで済むように、服を多めに買おう！」という結果に落ち着くのなら、それで良いと思うんです。

でも、我が家はあまり収納スペースがないし、最低限の服しか持たない方が管理しやすくて。

一度「家事をやめてみた」けど、待っていた結果は「大して心地よくない」という事実

この経験から、

「そっか、幸せな状態（＝キッチンが片付いていて気持ちが良い等）

になれるように、今まで家事をしていたのか！」

と改めて気づいたんです。

そうしたら、不思議なことに、

「それまでと同じ量の家事をしているのに、全く辛くなくなった」んです！

時間に追われている感じもなくなり、子どもたちと話す余裕も生まれた。

今では「フライパンさん、今日もありがとう〜綺麗になりましょうね〜」って思いながら

後片付けをしています

「時間がない！急がなきゃ！」という世界から抜けられたので、

「一度やめてみる」という体験をしてみて良かったと心から思っています。

自分にとって「大切かどうか」という軸が見えてくるので、

「あえてやめてみる」はオススメですよ〜

それでは、ごきげんな１日を！

主婦が「家事をやめてみる」経験から見出した自分軸