今日読んだ文章によると、
私たちの学び方には、大きく分けて二種類ある。
知識を蓄えるという学び方と、
知識と出会うという学び方。
前者は、自分自身はそのままにしておいて、知識を積み重ねること。
後者は、モノを深く考えたり、それによって自分を見つめていくことで、
それによって、今までの古い皮を脱ぎ捨てて、新しい人間に変わっていくこと。
学生時代の学びは、前者の学びであったと思う。
しかし、大人になった今の学びは、
終わりのない過程で、その成果は変わり続けることでしか示されない。
知識を「知っている」だけでは、何も変わりはしない。
知識に具体的な行動が伴って「やっている」ことが、変わるためには不可欠で、
それが「できている」状態になって初めて、知識が自分のものになったと言える。
勇気が必要になることもあるけれど、
学ぶことで、常に幸せをアップデートし、最新の自分でいたいと思う。
参考 大乗刊行会 ブディストマガジン 大乗 PR版 11月号