始祖鳥の親近感。
Amebaでブログを始めよう!

デジャブ感が否めない。

タケシが目を覚ますとそこは見知らぬ場所だった。



四方を囲むコンクリートの壁、天井には格子でふさがれた天窓。



扉はどこにもない。



タケシは閉じ込められていることを確信した。



なにか仕掛けがあるかもしれない。



タケシは一通り壁を叩いたり、押したりしてみるがやはり何も起きない。



気が抜けたように、壁にもたれ座り込むタケシ。



そのとき、タケシはあることに気がつく。



「文字だ」



正面の壁の端になにか文字が刻まれている。



タケシはゆっくりと立ち上がり、文字に近づいていく。



だんだんと何が書かれているかがわかってきた。



「これは!」



コンクリートには弱弱しくこう彫られていた。





「ブログはじめました」