教えて!電話やネットにまつわる「ちょっといい話」
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は~い(^O^)/

あやひめママです。



ちょっと昔の話になりますが、あやひめママが最初にあやひめを出産したのは、かれこれ7年前の7月になります。

あやひめママは精神科医といえど、医者ですから、妊娠、出産に関する医学的知識は多少はありました。

ところが、医学部での勉強って、いわば「異常出産」の勉強をするわけです。

子どもについても、「子どもの病気」についての勉強をするわけです。




だいたいの妊婦さんが正常な分娩で正常な子どもを生むことは、理性では分かっているのですけれども、医学部で習った知識が中途半端にあるものですから、

「異常分娩で命を落とすかもしれない」とか、

「産まれてくる子にとんでもない奇形があるかもしれない」とか、

かなり神経質になっていました。




そんなときに、相談相手として、心強い存在だったのが、あやひめママのお姉ちゃん、そーさんでした。

そーさんはなにせ産婦人科医です。それに、すでに2人の子どもを出産していましたから、妊娠、出産、育児の経験者でもありました。

つまらないことも、しょっちゅう聞いて、教えてもらってました。




ただ、そーさんも、仕事をしながら小さい子どもを育てる超多忙な日々。

ちょっとしたことはメールで尋ねて、手が空いたときに返信してもらう、そんな方法をとってました。




そーさんの励ましもあって、何とか順調にお腹の中の赤ちゃんは育っていたのですけれども…

ある日、いつもどおりの定期健診のときに…

「あやひめママ先生、お腹の赤ちゃんの卵巣に、嚢胞があります。悪いものだったら良くないので、大きな病院で検査してもらったほうがいいと思います」

あやひめママが通っていた、産婦人科クリニックの先生が、こう言うのです。




それまで赤ちゃんの性別を聞きそびれていたあやひめママ、「卵巣があるなら女の子なんだな」なんてことを一瞬考える冷静さがありましたが、それよりも、小さな胎児の、さらに小さな卵巣の、そこにできた嚢胞が分かるエコーの技術って、すごい!!と感心する気持ちが大きくて、事の事態が一瞬分かりませんでした。

でも、再び落ち着いて考えると、これって大変なことです!!

お腹の中の赤ちゃんに、異常があるってことですよねショック!




あわててそーさんにメールで相談し、どこの病院に行くのかいいが教えてもらって、結局大学病院で診てもらうことになり、お産も大学病院ですることになりました。




初めてのお産だというだけでも心配なのに、赤ちゃんは卵巣に嚢胞がある…

ものすごく不安な気持ちで、日々を過ごす羽目になりましたガーン




さらに運が悪いことに、そーさんの夫、にっしーの、アメリカ留学が決まってしまったのですビックリマーク

そーさんとにっしーは大変仲の良い夫婦ですから、単身赴任などは考えられず、そーさんは子ども2人を連れて、アメリカに旅たってしまったのです!!




あやひめママ、小学校も、中学校も、高校も、大学まで、そーさんと同じところに行っていました。

そーさんとあやひめママは学年は一つしか違わないので、本当にずっとべったりだったんです。




そーさんがアメリカに行ってしまうだけでも寂しいのに、奇形のある赤ちゃんのお産という事態を相談できる、心強い人がいなくなってしまう…




あやひめママは、パニックになりそうでした。




そーさんがアメリカに旅立って数日後…

あやひめママの携帯に、一通のメールが届きました。




そーさんからです!!




そーさん「あやひめママが心配だろうと思って、大急ぎでメールを接続しました。時差の関係ですぐには返事できないこともあると思いますが、また何でも相談に乗るから、メールしてきてね」




あやひめママ、すごくすごく嬉しかったです!!

このときほど、メールってすごい!!って思ったこと、ありませんでした!!




そうだ、アメリカに行っても、つながってるんだ…

いつでも、連絡取れるんだ…

あやひめママ、そんなふうに思いなおして、その後も、せっせとそーさんにメールをしました。

そーさんも、近況や子どもたちの様子など、いろんなことをメールで知らせてくれました。




いろいろありましたがあやひめを無事出産し、卵巣の嚢胞も問題ないといわれ、そーさんがアメリカにいる2年間の間に、あやひめと親分と一緒に2回もそーさんたちを訪ねることができました音譜




あやひめを無事に出産できたのは、もちろん主治医の先生や親分、両親や義父母など、たくさんの人の支えがあったからですが、困ったとき、パニックになった時に、温かく支えてくれたのは、そーさんからのメールでしたニコニコ




メールという技術に、本当に心から感謝しています音譜












NTT西日本 コミュニケーション大賞