世間には、「たった~の期間で偏差値xxに」的な本が溢れている。
個人的な感想をいおう。
「中身で勝負できませんか?タイトルでしか勝負できませんか?」
ここで、声を大にして言おう。
「学問に王道なし」!「努力なくして成績向上なし」!!だ
何言ってるの?数か月で物凄く成績を伸ばした人が実際いるじゃないか!!
と思われる皆さんもいるであろう。
ただ、その数か月で物凄く成績を伸ばした人は、
殆どの場合、死に物狂いの勉強をしたはずだ。
1日3時間勉強 × 365日(1年) = 1095時間 ・・・(1)とおく。
1日7時間勉強 × 90日(3ヶ月) = 630時間 ・・・(2)とおく。
(授業を除いた毎日の平均勉強時間)
このように、短期間でも多くの時間を確保できる。
まだ400時間以上の差があるじゃないか!?
そう言われそうだが、
「忘却曲線」や、「まとめて勉強することの効果」を考慮すると、
(1)よりも(2)が勝ることは十分に考えられる。
勉強している時期が受験本番に近ければ、尚更である。
(2)のように勉強すればいいのに、効率の良い勉強方法だけに頼って1日3時間の勉強をしたとして、勝てるだろうか。
勝てる訳がない。
色んなところに溢れる「おいしい話」を見たら、自分でよーく見極めるんだ。
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最近思うことなんだが、 この世に溢れる合格体験記って、何であんなにもワンパターンなのだろうか。
大抵の人は、スタート時点の偏差値が低く、かつそれまで殆ど勉強していなかった状態であることを強調している。
「例えば僅か半年で偏差値30からTOPレベルの大学に入学した」である。
彼らがウソを言っているというつもりはない。
(個人的には、大嘘つき野郎が、と思ってやまないが、仮に信じることにしよう)
ウソでないとしたとき、こうは考えられないだろうか。
世の中には、1000人に1人位、「天才」が存在する。
彼はそれに相当するのではなかろうか。
AYAが考える「真に為になる合格体験記」とは、「もともと頑張っていたのに全然成績が伸びなかった。けれど、勉強のやり方を変えたことで飛躍的に成績が向上し始めた。」
又は、
「どうやっても勉強する気になれなかった自分が、xxの工夫をしたことで、勉強することが習慣付き、
最後には合格した。」
というものである。
勉強しなかった奴が、勉強し始めて成績上がるのは、ある意味当たり前だろ?って感じ。
俺なんかは、勉強しても変なやり方だと成績があがんねーんだからよ。
最後にまとめよう。
貴方が1000人に1人の天才でない限り、
当たり前のことの中にしか、成功はない。
よーく覚えておいて下さいね。