「ロールプレイングゲーム」

ファイナルファンタジー や ドラゴンクエスト に代表されるものだ。


主人公は、敵を倒すと一定の「経験値」を得ることができ、この経験値が一定の値貯まるとレベルアップする。



ぺケペケッペッペッペーン。(レベルが上がった音を表現した。)



ロールプレイングゲームをする際は、必ず以下のような場面に遭遇する。

経験値稼ぎ:

ただひたすら強くなるために、同じ場所をウロウロして無理やり敵に出会って、戦い、どんどん経験値を稼ぐ。



この経験値稼ぎは、受験勉強に似る。
ただただ強くなるために、同じようなことを繰り返し繰り返しやる。


しかし、、、
ゲームでの経験値稼ぎと、受験勉強でのそれには大きな違いがある。
それは、、、


受験勉強の場合、
自分の今現在の経験値が見えないことである。


ゲームの場合、経験値をいつでも見ることができる。
「あと、何匹くらい敵を倒せばレベル上がるのかな?」
皆さん確認するはずだ。


想像してみて頂きたい。
ゲームにおいて、全然経験値を見ることが出来なくなって、しかもなかなかレベルが上がらなかったら、、、経験値稼ぎは、今よりも遥かに苦痛となるだろう。


受験勉強においては、模試の偏差値が経験値に相当するものと考えると、数ヶ月に一度しか確認できない。


これが毎日確認できたらどうだい?

考えてみてほしい。

自分の机の前に、

XX大学合格に必要な経験値:10000ポイント!

筑波大学合格に必要な経験値:50000ポイント!

東京大学合格に必要な経験値:200000ポイント!

現在の貴方の経験値:42341ポイント!!(ア)

って出てくる。

しかも、少しでも勉強する度に①のところが変わっていく。

これだったら勉強するでしょ?

いかがだろうか。

経験値をためるのが楽しくなり、勉強もどんどんするはずだ。

意地でも200000ポイント貯めたるわい!!
と、こうなるはず。

こうなったら、君の合格する可能性は飛躍的に上昇する。


じゃあ、どうする。

受験勉強という経験値稼ぎを苦痛に感じないために

どうやって、自分の現在の経験値を見る?

以下にあげる2つの例は、

1の方が俺の友達である灘高校卒(当然東大卒)の数学講師が教えてくれた方法で、

2の方は、同じく友達の京大卒の現国講師が教えてくれたものだ。

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<経験値の見える化>
■1.自分の経験値=参考書をやったページ数 とし、目安とせよ

彼曰く、まず、
「次の模試までに、参考書1を○章やる。問題集2を1周する。」と、まず目標を定めたそうだ。そして、上記の条件を満たしたとき、自分の偏差値は、国語70、数学75、英語75などと結果も想定したそうだ。

1日に達成すべき目安のページ数を自分で決める。
これを、ノートにブロック分けして書き(棒グラフのような感じで)、日々塗りつぶしていくのだ。

こうすると、最終的に自分が達成すべき偏差値になる様子を視覚的に日々感じながら勉強できて、非常に良かったと、彼は言う。


また、自分が想定したやるべき参考書の分量と、実際の模試の偏差値がどれだけ一致するかを見るのもそこそこ楽しかった、、と彼は振り返る。


■2.自分の経験値=勉強時間(分)×集中力とせよ

毎日、おおよその勉強時間をノートに記録していく。(科目ごとに)
この際、ただの勉強時間ではなく、これに「どれだけ集中できたか」の指数をかけていく。
この指数は、1 と 1.5 と 2.0の3つに絞り込んだそうだ。


今日は納得した集中力で勉強できたから、勉強時間120(分)×2.0=240ポイント

今日は全然集中できなかったので、120(分)×1.0=120ポイント と言う風にしたそうだ。

これにより、日々この計算結果で出た値が自分の経験値として累積されていく。

日々これをみて、次の模試までに経験値50000ポイントまで上げるぞーなどと、自分のやる気を奮い立たせたそうだ。

時には上記のポイントを偏差値に置き換え、恐らく国語の偏差値は今現在60.3くらいだな、、、

などとニヤけて勉強していたらしい。
―――

以上、東大卒、京大卒の2名による
やる気上昇方法を紹介した。


感覚的に、「俺には使えねーな」と思った読者の方は、読まなかったことにして頂きたい。

このサイトに来て頂いた皆さんのやる気を上昇させる為にはAYAは手段を選ばない。

どんどん型破りな(中にはえげつない)方法が出てくる。


乞うご期待。