14.『超巨大[宇宙文明]の真相』~現在の地球文明は崩壊へ向かっている  | ココのアセンション日記

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アセンションとは本当の自分に目醒めること。集合意識・地球全体が次元上昇すること。目に見える世界と見えない世界の統合をしながら私たちは5次元に次元上昇します。


 



超巨大[宇宙文明]の真相

超巨大「宇宙文明」の真相   ミシェル・でマルケ著  徳間書店
〜進化最高「カテゴリー9」の惑星から持ち帰ったかつてなき精緻な「外宇宙情報」〜

♢目次♢
第1章 誘拐―並行宇宙を抜け、外宇宙へ
第2章 地球兄弟の惑星で見た核による破壊
第3章 地球に降り立った最初の人類  第4章 黄金の惑星「ティアウーバ」へ
第5章 「ティアウーバ星」での暮らし
第6章 七人の師とオーラ   第7章 ムー大陸とイースター島
第8章 心霊天球の探求
第9章 地球の“いわゆる”文明を蝕むもの
第10章 「惑星Xの兄弟」「私の前世」そして「聖書ヘブライ人」の秘密
第11章 誰がキリストだったのか?
第12章 金色のドコ市で出会った“驚くべき人々”
第13章 “ふるさと”への帰還

原題  ABDUCTION TO THE 9th PLANET (c)1993
著者  ミシェル・デマルケ(Michel Desmarquet)
訳者  ケイ・ミズモリ 発行  徳間書店(1997年8月31日初版発行)

愛のあるメッセージが、ここには宇宙の法則とともにあります。


14.現在の地球文明は崩壊へ向かっている 

投稿者 zeranium 日付 2014年4月22日 (火)

http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-5bbd.html

 

   我々は再び”空飛ぶプラットフォーム”に乗ると帰路に着いた。
   帰りは耕された広大な畑の上を通り、途中では大きく実った麦を見せてもらった。また興味深い外観をした都市の上を通過したが、そこにはさまざまな住居”ドコ”があったが、それらをつなぐ道路のようなものはまったく見られなかった。私はその理由を理解した。なぜならここの人々は”ラティボク”を使わなくても”飛ぶ”ことができたために、道など必要なかったからだ。ある建物は宇宙飛行場にあるのと同じくらい巨大であったが、そこには多くの人々が出入りしていた。タオは言った。「これらは食べ物を作る工場です。昨日、あなたが食べたマナと野菜もここで作られたものです」

   我々は都市の上空から海上へと止まらずに飛び続け、間もなく、私の住居”ドコ”のある島に到着した。いつもの場所で飛行船から降りると、我々は卵形のドコの中へ入った。タオが言った、


「昨日の朝からあなたは何も食べていないことに気がついていますか?」 


しかし私はほとんど空腹を感じなかった。地球では1日に4回も食事をしていたのにである。

「それは別に驚くことではありません。ここの食べ物は、通常2日間かけてカロリーが放出されるようになっているので、私たちは胃に負担をかけることなく栄養を摂取できるのです。その結果、私たちの頭はいつもすっきりしていて、すべてに注意深くいられるようにさせてくれるのです。頭のことを考えるのは優先されるべきでしょう?」 


我々は自分の好みの色の食べ物と少量のマナをとり、そして蜂蜜水を味わった。私にとって今朝の15分の体験は驚くべきものであったが、怖かったと同時にそれは印象深く忘れることのできない光景であった。

「ミシェル、私たちはあなた方の現在の地球文明に先立って存在した、”本当の”文明を見せたかったのです。それに、地球から数十億キロも離れた私たちの惑星の美しさを見せるために、あなたを連れてきたのです。その理由は、あなたが属している文明は誤った方向へ向かっているからです。地球のほとんどの国々は自分たちが高度に進歩しているものと考えていますが、実際にはそうではありません。現在の地球文明は、支配するエリート層や指導者の多くがすでに退廃しており、全体のシステムが歪められています。

   偉大なタオラが説明したように、私たちは特に、現在の地球を詳細に観察してきました。私たちは地球で何が起きているかを仔細に調査することが可能であり、そのために肉体の姿をとることもアストラル体としても、あなた方に混ざって生活することが可能です。しかもあなた方にとって幸運なことに、私たちは地球に行かなくても、地球の指導者たちの行ないに影響を与えることができます。たとえば私たちは、ドイツが最初の核兵器使用国となることを食い止めました。なぜならもし第二次世界大戦でナチズムが勝利していたら、地球の人々は悲惨な状況に陥ることになったからです。

   あなたには分かると思いますが、どのような全体主義体制も文明を後退させます。
   数百万人の人々を、ただユダヤ人であるという理由だけでガス室に送るなど、文明人のすることではありません。さらにドイツ人は自分たちのことを選ばれた人間であると信じていましたが、そうした行為の結果、下の世界に落ちていくのは当然です。”体制”にとって危険であることを理由に多くの人々を強制収容所へ送り、数千人以上の人々を抹殺したロシア人たちも、また同じです。

   地球では多くの規律が必要とされますが、それは独裁を意味するものではありません。”大いなる霊である創造主”は、たとえいかなる生物や人間にも、その意思に反することを強制したりはしません。私たちは皆、自由意志を持っており、精神的霊性を向上させるために自らを訓練し習練するもので、それは私たち自身にかかっているのです。自分の意思を他人に押し付けることは、ある意味では、自由意志を行使する権利を個人から奪うことであり、それは人間が犯すもっとも大きな罪の1つなのです。南アフリカで起きている人種差別も、それ自体が人間性に対する大きな罪です」

「タオ、今あなたはドイツ人が最初に核兵器を使うことを妨げたと言いましたが、それならどうして、すべての国々が核を所有することには介入しなかったのですか? 我々は核兵器を所有するようになってからというもの、火山の上に座って暮らしているようなものです」

「もしあなたの書いた本を読んで信じなかったり、疑う指導者がいたら彼らに聞いてみるといいでしょう。数年前に地球の軌道上に数十億個もの通信用”ニードル(針)”が乗せられましたが、それはすべて消えてしまいました。そのためその後再び実施されましたが、それもすべて消滅しました。ニードルの消滅に関しては私たちに責任があります。このニードルは潜在的に、あなた方の惑星にとって害をもたらすと私たちは判断した結果行なったことです。

   私たちは時々、あなた方の専門家たちが”危険な火遊び”をすることを妨害することがありますが、しかし多くの場合、私たちの助けは当てにできないことを覚えておいてください。私たちはあなた方に援助することが適切と判断した場合はそうしますが、多くの場合、災害からあなた方を守ることはできないし、そうするつもりもありません。なぜなら過剰な介入は宇宙の法則に反するからです。

真の危機は精神的・霊的な腐敗

   ミシェル、核兵器は地球人の心に恐怖心を抱かせ、それはあなた方の頭上に吊るされた”ダモクレスの剣”であることは事実ですが、実際にはそれは本当の危険ではないのです。地球における本当の危機とは、もっとも重要なものから言うと、まず第一に”お金”、第二に”政治家”、第三に”ジャーナリストと麻薬”、第四に”宗教”です。これらの危険は核兵器とは関係ありません。もし地球の人々が核による大惨事で一掃されてしまうとすれば、死後、彼らのアストラル体は行くべきところへ行き、死と再生という自然の秩序が維持されるだけのことで、誰も何も消滅したりはしません。

   地球のほとんどの人々が信じているように、真の危険は肉体の死ではありません。
   本当の危機は、現世における生き方の中にこそあるのです。あなた方の惑星における諸悪の根源は”お金”です。お金のない人生を想像することができますか? そのような人生を想像することができないほど、あなた方はそのシステムに完全に埋もれてしまっているのです。しかしほんの少し前、あなたはムーの人々がまったくお金を必要とせずにものを得ている生活を見ました。彼らはとても幸福で、高度に進歩した人々であったことに気づいたはずです。

   ムーの文明は、精神的にも物質的にも共同体コミュニティーを中心に営まれており、そのために繁栄したのです。しかし地球のある国々に存在する”コミュニズムと”コミュニティー”とを混同してはいけません。地球で実践されているコミュニズムは民主主義とは程遠く、それは本質的に全体主義体制であり、それは人間の品位を落とすものです。あなた方の社会システム全体はお金に依存しているので、地球の人々に建設的な援助を与えることは困難です。それはオーストラリア産の羊毛を送る代わりに、トラクターを受け取るというようには、あなた方の経済システムは機能しないからです。 

   しかし一方で、政治家や政党に関しては多くのことを改善することができます。
   あなた方は皆が1つの船に乗り合わせています。惑星や国家とはこの乗り合わせた船と同じなのです。それぞれの船には船長が必要ですが、船をうまく進めるためには水夫たちが船長を尊重すると同時に、お互いに協力する精神と技能が要求されます。もし船長に知識と経験だけでなくそれなりに迅速な決断と、また誠実で清い人格であるならば、その船長の下で動く水夫たちがベストを尽くす可能性は大きくなります。それは政治的・宗教的な背景とは関係なく、船長に本来備わっている資質なので、それが船長による舵取りを確かなものにします。

   しかしそれが、船長の持つ航海技術や危険時の冷静な判断力などではなく、政治的な理由で水夫たちが選挙で船長を選ぶことになったとしたらどうでしょうか。政治的な理由から駆け引きが行なわれ、自分たちに利益になる選挙が行なわれる結果、どのような人物であるか、また航海に必要な技能にも関わりなく船長が選ばれることになります。その結果そのような船長のもとで航海に出れば、かなりの数の水夫たちが常に船長の指示に反対し、絶えず反乱のリスクを負うことになります。結局、こうした状況では船長が自分の命令を通すことはできません。

   私が指摘したいのは、誠実に人々を適切な方向に導く能力があるかどうかではなく、政治的に偏った見解にもとずいて指導者を選ぶことが、いかに危険であるかということです。しかもそのような方法で選ばれた船長であってもひとたび航海に出れば、その船の唯一のリーダーであるために、それと同時に、他の反対政党のリーダーと対立することになります。つまり、国のリーダーになったその時から彼の決定が良い悪いに関わらず、彼を失脚させようとする反対政党の組織的な批判にさらされることになります。そのようなシステムのもとで、どうして国家が適切に統治されるというのでしょうか、ミシェル?」

 「解決策はあるのですか?」

「もちろんです。それはすでにあなたに見せた通りです。唯一の解決策はムー政府の例に見習うことです。それは国家の指導者として、うぬぼれや党派心や個人的な金銭欲などに支配されない、人々の幸福だけを唯一願う指導者を据えることです。政党制を廃止し、それに伴う、妬みや恨み、憎しみをなくすることです。あなた方が抱いているさまざまな意見の相違を超えて、隣人に手を差し伸べ、隣人を受け入れ、ともに助け合うことです。結局、指導者たちもともにあなた方と同じ船に乗っているのです。彼らもまた同じ村、同じ町、国、惑星の一部として生きているのです」

「ところでミシェル、あなた方を守っている家は何からできていますか?」


「レンガや木材、タイルや漆喰(しっくい)、釘などです」


「それらは何からできていますか?」
      

「もちろん、原子です」


「その通りです。知っての通りそれらの原子は、そうした建築材料としてしっかりと結合していなければなりません。もしこれらの原子が互いに反発すればどういうことになるでしょうか?」  


「崩壊です」

「そうです。もしあなた方が隣人や自分の子どもたちを粗末に扱ったり、嫌いだという理由だけで他人に援助の手を差し伸べないとするならば、実はあなた方は自分たちの文明の崩壊に加担しているのです。そして事実、今日の地球では、増大する憎しみや暴力などを通して文明の崩壊が加速しているのです。武力を通して確立されたものはいずれ崩壊します。暴力は決して真の利益をもたらすことはありません。

 解決策は、愛と心の修練にあります。


   19世紀と20世紀の初期に、世界中で特にヨーロッパで、多くの偉大な作家や音楽家、哲学者が現れたことに気づいたことはありませんか? どうしてだかわかるでしょうか。それは世界に電気や化石燃料、車や航空機などが出現したことに応じて、地球の人々が精神的な文化を軽視するようになり、物質世界にのみ注目するようになったからです。偉大なタオラが説明したように、物質主義はあなた方の現世と来世にとって最大の脅威となるでしょう。

   政治家の次に問題なのは、あなた方のジャーナリズムです。
   ごく少数の人々は、情報を正確に正直に伝えようとしていますが、しかしほとんどのそうした人々やマスメディアは、ただセンセーショナルなことだけを追求していることはあなたも知っているでしょう。特にテレビは要注意で、スクリーンには彼らが人々に見せたいと思うものだけが映し出されます。

   その結果、あなた方のレポーターは事件の暴力や殺人、悲劇や災害などを微に入り細に入り何度も繰り返し放映し、それを食い物にしているように見えます。もしそれらの責任者がそうした重大な任務を自覚し、引き受ける前に、人々の心理に与える影響を誠実に自覚し訓練されていたならば、正しい方向へ向かうステップが踏み出されたはずなのです。私たちは彼らの行動にはうんざりしています。

   国家のさまざまな指導者やジャーナリストなど、一般的に影響力を与える立場にある人々は、何百万人もの人々に対し、きわめて重い責任があり、そうした無責任な報道による害は想像をはるかに上回るものがあります。軽率さと無責任さは、文明諸国の持つ表面的特質ではないばかりか、それどころか地球の現在の文明は、未だに文明の”ぶ”の字さえもが達成されてはいないのです」 

「マスメディアは何を大きく取り上げるべきでしょうか?」

「人々に知らせるべきニュースはたくさんあります。

   まず人々の心を改善させる価値ある報道を優先し、否定的な報道は後にするのです。溺れかけた子供を助けた話や、貧しい人々に援助して彼らを助けたことなどを報道すればいいのです」


「私はまったくあなたの考えに賛成ですが、しかし新聞の売り上げやテレビの視聴率による利益は、刺激的なニュースや番組であるかどうかにかかっています」 

「さあ、私が先に言った”諸悪の根源”である”お金”に戻ってきましたね。
 それはあなた方の今の文明を侵食しつつある”呪い”ですが、もし責任ある人々が刺激を受けて考えを改めるならば、状況を好転させることができます。つまり、どこの惑星においてもそこに生きる人々の最大の危険は、最終的には、物質的なものではなく心理的なものなのです。

  同じく麻薬は、肉体的健康を蝕むだけでなく、実は個人の宇宙的進化のプロセスを反転させてしまいます。麻薬は人工的な幸福感やパラダイスの状態を引き起こしますが、その時にアストラル体に直接的な害を与えるものです。アストラル体は2つのことによって害を受けます。それが”麻薬”と ”ある種の騒音によって引き起こされる振動”です。麻薬は完全に自然に反する影響力を持っており、それはアストラル体を本来いるべきでない別世界へ移してしまいます。

   アストラル体は、肉体および高次の自我であるハイアー・セルフとともにいなければなりません。しかし麻薬を使用すると、個人のアストラル体はまるで”眠った”ような状態になり、その人の知覚や判断を完全に歪める人工的な感覚を与えます。そういった影響を受けている時間の長さに比例してアストラル体は衰えていき、より正確に言えば、混乱した間違ったデータが書き込まれていきます。そのため、アストラル体が本来の状態にまで回復するためには、複数回の人生を繰り返すほどの時間が必要になります。

   解決策はお金ではなく、常に愛にかかっています。
   人々が憎しみや恨み、嫉妬などを超えて、路上に生活する人であろうとコミュニティの指導者であろうと、隣人の誰にでも手を差し伸べることが必要なのです。それはあなた方の惑星だけでなくすべての惑星においても同じことで、誰もが物質的、精神的な両面から隣人との友情を必要としています。それはおよそ2000年前に私たちが地球へ送ったイエスが、”隣人を愛せよ” と言ったようなことです。しかし・・・、」

「タオ!」私はさえぎって言った。


「今、イエスについて何と言ったのですか?」

「ミシェル、イエスは約2000年前に、我々の惑星ティアウーバ星から地球に送られた人なのです。それはちょうどムー大陸の王だったラティオヌシが地球に行って、またティアウーバ星へ戻ってきたようなことなのです」


  book 『超巨大[宇宙文明]の真相』 

     ミシェル・デマルケ著 徳間書店

                           抜粋