2012年8月17日金曜日。
日付的に見れば、なんてことのない普通の金曜日。
確か、次の日は名古屋戦@豊田で、ナカーマとご飯からの観戦会しよう♪って約束もしてた。
もうすぐ来る鳥栖遠征の準備もしつつ、ワクワクしてた。
まさか、その数時間後に、自分の人生が大きく変わることになるなんて・・・。
予想だにしてなかった。
夕方、仕事を定時に終えて、最寄駅まで。
事件はそこで起きた。
サンダルに足を取られて、駅のホームで転倒。
起き上がろうと思っても、腕に力が入らなくて起き上がれない。
ホームを行き交う人は、「この人倒れてるわ~」と思うばかりで、誰も助けてくれない。
見かねた男性がそっと起き上らせてくれて。お礼もそこそこに立ち去っていく。
転倒して痛む左腕を必死にかばうようにして、吹き出る汗と戦いながら、何とか家路に。
駆け込んだ病院で告げられたのは、「左上腕骨遠位端粉砕骨折」と聞き慣れない名前。
左肘頭の骨が粉々に砕けてしまっているとのこと。
入院して手術が必要になるとのこと。元通りになるのは、かなり困難なこと…。
ケガしたその日は、何が何だか分からずに、もう一睡もできなかった。
この先どうなるのか?どうしたらいいのか?先の見えない暗闇に押しつぶされそうだった。
その後、入院して6時間にわたる手術。
めちゃくちゃしんどかったし、辛かった。
麻酔が切れた後の痛みや苦しみは、今までに味わったことのないものだった。
リハビリもめちゃくちゃ痛かった。
たちまち左腕の筋肉は無くなっていった。
それよりも、神経麻痺で左腕が全く動かなくなっていたことに驚きを隠せなかった。
ドラえもんのように腫れた左手。手首ひとつも持ちあげられない現実…。
仕事にも復帰できなくて、結局退職した。
会社にも家族にも友達にも…みんなに迷惑かけた。
もっと仕事したかったのに…って思ったら、悔しくて何度も泣いた。
そんな自分の人生を変えたあの日から、今日で1年が経ちます。
1年経って…。
全く動かなくなった左腕は、90度まで動かせることができるようになった。
ドラえもんみたく腫れあがった左手は元通りになった。
でも、左手の親指に残るしびれや違和感は今も残り、薬が手放せない。
人生の「いったん休み」を経験したことで、自分の考え方や生き方が少し変わった気もする。
回り道してもいいじゃない♪頑張らなくてもいいじゃない♪って、ケガする前の自分にはなかった考え方ができるようになった。
今までは、必死にがむしゃらに働いて…っていうのが、年齢に沿った自分の生き方なんだ。ってどっかで思っていた。
でも、必死にがむしゃらに働かなくても、自分のできる範囲で働いて生きていけばいいんだ…って。
ケガをした左腕と一生向き合って生きていかないといけないのだから、今まで通りにはいかない。
今日からまた新しい1年のスタートです。
契約社員のお仕事も訳あって今月末までになりました。
たったの2ヶ月しか働けなかったけど、これもまた新しい自分になるためのステップ。
また「いったん休み」に入るけど、それもまたいいじゃない。って思っています。
あと半月でアラサー最後の年にもなります。
不安も沢山あるけど、新しい自分になるのが、またちょっと楽しみでもあります。


