周りの友人が続々と結婚する年齢になりました。
生涯のパートナーに巡り会い、とても幸せそうで、本当に素敵だなと心から思います!

しかし、自分が結婚したいかと考えると、怖いなという気持ちが優ってしまい積極的になれません。
奥さんとしての役割、子供を作らないのかという周囲からの期待、妊娠・出産、母としての役割、相手のご家族との関係、仕事と両立していくのか……一気に不安なことが増えてしまう……そんなデメリットばかり気になってしまいます。
もちろん、結婚できないのはできないで、一生1人で寂しくないのか、きちんと仕事を続けられるのか、周囲からの目線はどうか……などの不安もあります。
そんなことをもやもやと考えながら時間だけはどんどん過ぎていきます。


もしもこれを目にする医師を目指す女子高校生の方がいたらお伝えしたい!
本当になりたいのか、良く考えてください。

私は親からの強い勧めで医学部に進学しました。またどこかで書けたらと思いますが、本当に大変でした。国試に受かった今、後悔はしていませんが、まわりの華やかな女性のお話を聞いていると、医学部じゃなかったらどうなっていたのかなと想像することはあります。
結婚願望や出産への強い期待があるような方にとっては、見学などで実際に働く女医さんのお話を聞いたり、医学部の先輩に聞いたり、今一度考えた方が良いです。
私は結婚願望がもともと強くはないので(むしろ結婚できなくても大丈夫な様に資格のある仕事を探しました)、もやもや程度の悩みで済んでいますが、友人には真剣に悩んでいる方もいます。
もちろん、ママさん先生のお話を伺うと、資格がある分、復帰しやすい、フルタイムでなくで働ける、勤務地を選ばない(いろいろな病院で雇ってもらいやすいので、夫の転勤に着いて行きやすい)など利点もある様です。家庭も仕事も両立なさってる素敵な女医さんも数多くいます。
今、医学部生の数をまた絞っている様です。とんでもない計算の上、医師は足りているそうです……。現場で足りている感じは一切しません。過労死してしまうのではないかと心配になる様な働き方をされている先生もいらっしゃいます。そんな中、医師を志して頂けるのは、頼もしく、嬉しく思います。ただ、医学部に入学したら、医師になるか、高卒になるかです(例外もいますが)。もう一度良く考えてください。

書くともやもやが少し楽になります!