体幹チューニング 東京スクーリング | スタジオ インサイト 綾部支部 (空手・ボクシング・ウエイトトレーニング・ダイエット) 活動日誌

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スタジオインサイトは、ひとりひとりの空いた時間を使って、体を動かしたり、ダイエットを行うところです。

7/2(土)、東京での体幹チューニングのスクーリングに行ってきました。


ずいぶん久しぶりの東京でした。



今回は、僕自身も発表があったので、少し緊張しながらの東京行きでした。 朝まで発表用の資料づくりがかかってしまい、新幹線の中で実技の発表についてじっくり考えようと思っていたのが、途中で少し寝入ってしまいました。


僕の発表は、体幹チューニングの重視する腹圧と絡めた、腹圧を強化、また意識しやすくするトレーニング方法でした。いつもお世話になっている鉄人ジムの松井会長の理論を伝えながら、みなさんに実技をやっていただきました。

その際は、参加者の皆さんのリアクションがちょっと分かりにくかったのですが、後の懇親会で「あれは分かりやすくて良かった」と何人もの人から言って頂き、ホッとすると同時に、とても嬉しかったです。


少しプレッシャーもありましたが、引き受けて良かったな~と思いました。





今回の他の先生方の様々な発表も、とても勉強になりました。



特に僕の印象に残ったのは、中山先生の脳と呼吸法についてのお話でした。


脳は熱に弱く、排熱する機能をしっかりと使ってやることで、オーバーヒートを防ぎ、脳本来の能力を発揮できるようになる。


そして、それには呼吸がとても大きな役割を果たしているのだそうです。

脳の構造がちゃんとそういう風に出来ている、という事実はには、とてもびっくりしました。


われわれ治療家が治そうとする行為が実は、自然との調和を乱し、人間の回復力・自然治癒力を邪魔していることが多いのだ、というお話を聞いて、単に治療を越えて、人間の成長や教育といったものにも通じるんだろうなと思いました。




僕は治療というよりは、体のコンディショニング・トレーニングといった分野ですが、指導していてやはり同じようなことを感じます。

こちらの願望や期待を押しつけても、その人の体調や体質・気質と合わなければ逆効果となってしまう。

努力すればするほど、空回りする。


自然・宇宙のリズムと同調するほど大切なものはないんだな、と感じます。

人間のする努力の大きさなんて、つくづく知れたものなんだな。


人間に内在する人知を超えたエネルギーに気づくこと。

それが一番大切なことなんでしょうね。





知らないことって世の中にいっぱいある。

知識も体験も含めて、自分を大きく広く、そして深めていくことって、本当に大切なことなんだな、と思った一日でした。



須田達史代表、本部スタッフの皆さま、各地から参加された先生方、本当にありがとうございました。