「苦労は買ってでもしろ。」
の本当の意味がわかった気がする。
絵画教室でデッサンを習い始めて
2ヵ月ちょっと経ったくらいのとき、
積み重なった2つのレンガと
下にひいていたストライプ柄の布が
うまく描けなかった。
奥行き感がまだよくわからず、
パースがひどかった。
その日はいつも以上に先生に
手直しをして貰った。
そんなとき、私より確実に
デッサン歴が長いであろう他の生徒さんが
「こんなんただの四角だから
簡単だった」てきなことを言っていた。
私は月4通いでデッサンを始めて
2ヵ月ちょっとだけど侮辱された気分で
すごい悔しいかった。
他の油絵とかのベテラン風生徒さんも
絵を描くことは昔から"得意なこと"
だから自信満々。
私は24歳。
まだダメージは少ないはず。
だって他の生徒さんより可能性があると
思ってるから。
若さってそれだけすごい。
夢があるってそれだけすごい。
私は好きなことも、やりたいことも
苦手なことも、未体験なことも積極的に
挑戦していく人生にしたいから。
もっと上を目指してる。
好きなことだけして満足してるような
普通はいやだ。
私が通ってる絵画教室に、
本業で絵やデザインをしてる生徒さんが
どれだけいるのか。
いても数人だと思う。
私がデザイン会社でずっとお仕事を
させていただけてるこの環境に改めて
感謝した。
今年になって新しいことをいくつか
学び始めた。
その分野の先輩たちと比べると
自分の無力さにガッカリしてしまう。
絵画教室の先生が言ってた。
「初めから上手い人はいない。
だけど初めに比べるとどんどん上手く
なってるじゃん。」
そうなんだよ。
このプロセスをがむしゃらに
頑張って楽しく乗り越えていこう。
そうゆう時期が
本当に大切になるはずだから。