9年前、眼科の先生が私に言った
「あなたの目は難病に指定されている進行性の病気です」

その日から私の地獄とも言える日々が始まった。

この9年で私は私ではなくなった。

地獄?絶望?怒り?そんな言葉は軽すぎる。
2人の子供を育てるシングルマザーの私は 大丈夫なフリをして仕事を続けた。

年数を重ねるごとに今日は現実となって行った。
「できない」「見えない」が言えず苦しみもがき 何度も何度も崖淵に片足を落としながら まだ生きていた。

誰も助けることはできないんだ…。
そんな長い年数をただ生きた。

ハッピーちゃんのことは前から知っていた。

ねど、わたしには当てはまらない…。
そう思っていた。

あれだけ自信満々で生きていた私は別人のように自分を否定して 些細なチカラも残っていたなかった。

 苦しみもがく中で 心を救われることを教えてくれる友人もいた。

考え方を変えていくことは並大抵ではない。

世界から弾き出された存在と自分を認定し始めた。

そんな私を少しずつ概念を外すことを教えてくれた。

そんな時にイマココと出会った。

心が少しずつ緩むのを感じた。
どれだけ自分をいじめ抜いてきただろう。

ちょっとずつ愛おしさを感じ始めた。
浮き沈む気持ちの中、
6月のキックオフまで 心を整えて待っていよう。
8000人の仲間と共に。