今日もこちらのつづきです
午後からバルセロナ郊外にある
モンセラットツアーに参加しました
参加者は60代のご夫婦とわたしの3人。
移動は少し大きめのタクシー。
メルセデス！
一番後ろの席に座って少し寝ようと思っていたら、
まさかのBOX席
1時間の移動。
しかも途中山道を移動するのにウソでしょ…。
瞬時に思ったのが、
ご夫婦は長旅ラストでのツアー参加だったこと
わたしは車酔いしたことがない
わたしが後ろ向きの席に座るしかない！！
わたしが後ろ向きの席に座ることを伝えると、
少しホッとされたお二人の表情。
そりゃそうですよね…
奥さんが最初に乗り込み窓側の席に座りました。
次に旦那さんが乗り込んだのですが、まさかのひとつ席を開けて窓側に着席。
えっ、真ん中席で後ろ向きの席
ガイドさんは笑顔で助手席へ…。
ここから試練の1時間の戦いの始まりでした
バルセロナのバスやタクシーには茶系のスモークが貼ってあり、外の風景はほとんど楽しめません
移動中はガイドさんの話もほとんどなし。
沈黙の車内
長旅の疲れからかご夫婦が全くお話されないんです
もう寝るしかないと目をつむったけれど、
真ん中席のため頭が左右に揺れて寝れない！！
まるで修行のような移動でした。。。
なんとかモンセラットには到着。
この時点で首が少し痛い
車から降りたら、次は風の強さにビックリです。
標高が高いので羽織ものは持っていきましたが、
それでも想像以上に寒かったです
のこぎり山と言われる独特な形の岩山。
エジプトで見たハトシェプスト女王葬祭殿と
どこか似ていて心惹かれるものがありました。
が、あまりの風の強さに飛ばされそうに
記念写真も程々に、修道院の中に促されます。
9世紀頃、羊飼いが洞窟で見つけた黒マリア像が祀られている修道院。
キリスト教の聖地だそうです。
外観はどちらかと言うと質素。
でも中に入ると、黄金の教会
しかもタイミングよくミサが開催されていました！！
さらにタイミングが合うと、少年合唱団の天使の歌声を聞くことができるそうです
するとガイドさんが、
「今日は珍しくミサが開催されているから、黒マリア像に並ぶ人が少ないかも！？急いで行きましょう！」
と。
ガイドさんのあとをついて急いで奥に向かいます。
突き当たりの階段を登ると…
えっ、もう黒マリア様！？
30分ほど並ぶと思っていたので、5分位でお会いすることに
黒マリア様が持つ球体(宇宙)に、
お願いごとをしながら触ると
願いが叶うと言われています。
ミサ中の神父さんの声を聞きながら
自分の番を待っている時、
不思議と自分の願い(欲)は
なにも思いつきませんでした。
わたしの願いは、
全て叶ってる
そんな満たされた感覚が湧き上がりました。
実際は叶っていないこと沢山あるのに！笑
そして黒マリア様の前に立ち球体に手を乗せたときにふっと頭に浮かんだのが、
世界平和
結構真剣です 笑
なので、そんな風なお願いをさせてもらいました。
お願いをして後ろを振り返ると、
マリア様の目線の先には教会の内部が見渡せます。
わたしもそこからミサを少しだけ覗かせてもらい、下に降りました。
後ろの方で神父さんの話を聞いていると(話している内容は全くわかりませんが 笑)、なんだかスっと心の霧が晴れるような感覚になりました。
まるで心の浄化
すると神父さんが歌を歌い始めたんです
これまた貴重な体験♡
移動の試練を乗り越えて良かった
その後はエントランスのオブジェを見たり、
修道僧の生活や修道院での規律など、
興味深いお話を聞くことができて楽しかったです
オブジェの下の円のところが特にすごいみたいです
山の上の修道院ですが、大きなお土産屋さんやホテルも数軒あり、まるで雪山のリゾート地みたい。
トレッキングしたり、ケーブルカーに乗ったりもできるそうです。
1泊してゆっくり見て回るのもいいなぁと思いました。
モンセラットで心穏やかに過ごせましたが、
帰りはまたあのBOX席
帰り道はご夫婦とオススメの旅先など会話をしたりと車内は和やかな雰囲気。
でも朝からの観光疲れと渋滞で移動時間が伸びたこともあり、だんだん気持ち悪くなってきました…。
人生2度目の車酔いを体験
今夜もお姉様とご飯を食べに行く約束をしていたので、ホテルに戻り少し休むことに。。。
でも2時間ほど横になっても一向に体調が戻らず。。。
お姉様との夕食は、泣く泣くキャンセルさせてもらいました。
未だに残念で仕方ない
21時頃ようやく少しラクになり、夕飯を求めにホテル近くを散策してみると入りやすそうなバルを発見。
21時でこの明るさ！出かけたくなりすよね♪
1人バルデビューしてきました
スペイン風オムレツ。じゃがいもたっぷり♡ここのお店もランチマットに番号と写真付きだったので注文も簡単
お会計が可愛いかった♡
スペインのタパスは、
サクッと食べてササッと出れるので便利♪
一人旅の食事にもオススメです
こうして長い1日が終了しました。
今日の経験からの教訓郊外に出かける観光には、
乗り物酔いの薬を持参する 笑
つづく