闘いの妊娠出産育児

闘いの妊娠出産育児

ワーママの妊娠中から子育てのあれこれを書いております。

子育も妊娠生活もそれぞれでいい!
ADHD当事者の子育て録


【LIFE INSIDERより(無料で最後まで読めました)】



この記事に感動した。


ざっくり概要を説明すると、



ニューロダイバーシティの名の下、
マイクロソフト、デル・テクノロジーズ、SAPなどでIT技術者を、
ほかにP&やフォード・モーターのようなメーカー、JPモルガン、クレディ・スイス、ゴールドマン・サックスのような金融機関でも自閉症などの発達障害者を積極的に雇用。

雇用には発達障害者が苦手な面接を廃止しインターンシップで能力を測る方法を採用。
発達障害に理解が深い専門的なジョブコーチなどの導入もあり生産性が30%も上がったチームもある。
日本でも高スキル人材育成を目指す就労移行支援事業所も現れ、秋葉原にAI特化型就労移行支援事業所Neuro Dive(ニューロダイブ)が開設された。



という、なんとも嬉しい記事だったのだ。



しかし実際は、どの国もそうなのかもしれないけど日本は特に障害者の扱いが良くない。
ニューロダイバーシティなんて言葉知ってる経営者は一握りだろう。




障害者自身、自分が


○何が苦手で
○何が得意で
○どういう支援が必要か


表現できなかったり、(=自己理解が乏しい)
そう言った訓練を受ける場にたどり着くのに自己努力
(検索とか外出して行動するとか)
がかなり必要というのにも問題があるけど・・。


あと日本の障害者の自己肯定感の格段の低さよ。
(自分の事だがw)

障害者枠なんて非正規からがほとんどだし、給料も低い。

中には障害者は正規を望んでないケースが多いからそうなんだとか言ってる記事もあるガーン

いやいや、それって家事育児に専念したい母親もいるから保育施設つくりませんみたいなものじゃない?


非正規からのスタートが望ましい場合もある。
(それが記事にあるインターンシップとかで賄えればいいのだけど・・)


ただ、正規社員への登用すらあやしい企業も多いし、今度法定雇用率の最低時間が短くなるので、
パートの低賃金のまま、な企業もまた出てくると思う。



子どもの療育はだいぶすすんできたとおもうけど・・
(昔は検診で気付かれる、とか療育に繋がれる、なんてなかったし、修学旅行もなにもかもみんな一緒でないと怒られてたものね・・)

大人に対しては偏見もまだまだ多いし、支援へのアクセスも乏しい。

積極的に調べたり、運良く良いケースワーカーさんなんかに当たらない限り

就労移行支援
ハローワークの就労プログラム
その他福祉支援等

があることを知らずに生きることになるもの。
実は私も障害者の就労はハローワークでの障害者枠採用か、A.B型施設くらいだろうとずっと思ってたし、就労移行支援を知った後も身体障害か一般就労も望める極軽度の障害の人だけがいけるものだと思ってたガーン

でも実際見てみたら一般就労経験ある人から支援学校を出た方もいるし、就労全く未経験な方も多く障害度合いは幅広かったの!


誰もがビルゲイツになれるわけじゃないけど、障害者という特別枠で生活もできないくらいの賃金で下働きが多い社会に疑問を持つ人が増えたら嬉しい。


・・なかには法定雇用率だけ満たすためにろくに体制整ってないのに募集だけしてる悪どい企業もあるから気をつけてね!!!!

でもそうじゃなくてこうやって支援のための努力をして、能力を引き出そうとしてる企業をもっとピックアップして欲しい。
(日本にもそういう良い企業はある)


やはり一当事者として、そういう企業を応援して投資していきたいから。






ちな、結構発達障害のある方、知的な障害がある方には聴覚過敏がある、けど周りの音が気になって聞きたいこともある!
フードコートとか空港とかザワザワうるさいとこだけ&集中したい時だけ音を軽減したい!
って人がいると思いますが(私がそう)

イヤーマフの代わりに耳栓はどうでしょう??
音量を調整できるので耳に突っ込むのに抵抗がなければおすすめですよキューン飛び出すハート