映画「パンドラ」の記事です
原発事故映画「パンドラ」ニムビ現象のせいに江原道に
[OSEN-キム・ボンソク記者]キム・ナムギル、キム・ミョンミン主演映画「パンドラ」が紆余曲折の末ベースキャンプを移動し3月9日にクランクインする。
「パンドラ」は当初釜山と慶南機張郡でロケで撮影する予定だったが、釈然としない理由で最初の鍬入れを行うことができなかった。
そんな中今月初めに劇的に江原道春川に大規模な発電セットを作ることにするなど、70%以上を撮影することにし、一息ついた。
制作費120億ウォン規模のブロックバスターの主なロケ地が釜山と機張で江原道春川と古城に急に変更されるのはこの映画が原発の不正や事故を扱ったパニック映画であることと無縁ではないという声がある。
「パンドラ」は地震で原子力発電所の冷却パイプにひずみが繰り返し起こり
冷却水が流出している放射能が流れる危機に直面すると原発職員と地元の人々が意気投合するという内容を盛り込んでいる。2017年7月に公開した「ハリガネムシ」で451万人を動員し、単独興行に成功しパク・チョンウ監督のパニック映画2弾である。
しかしシナリオを見てみると原発マフィアと同じ仲間の公務員と会社間の癒着、不正が連想されて日本のように我が国も原発事故から100%安全地帯がないという恐怖と警戒心がかかることになる。それで巷にはこのような不便な内容のため撮影候補地だった自治体が手をひいたのではないかという言葉がでている。
映画のロケ地選定を巡って繰り広げられる「ニムビ現象」であるわけだ。
これに関しては制作会社と釜山市はこのような内容に関係なくロケ地が変更されていると言う。エキストラとして出演することになる村の住民と出演料交渉が決裂したことが主な理由の説明。しかしスタッフは21日、映画のあらすじと原発セット場建設を巡って機張郡側との摩擦が続いておりこの話を聞いたチェ・ムンスン江原道知事と
高城郡の助けを借りて主なロケ地が変わったと耳打ちした。
一方パンドラ制作会社は釜山映画祭の子会社であるCACエンターテインメントにローカル映画会社が100億ウォン台の超大作を作るのはまれな出来事である。
キム・ナムギル、キム・ミョンミンがそれぞれ原発エンジニアおよび大統領として出演し、チョン・ジヨン、キム・ヨンエ、ムン・ジョンヒ、キム・デミョンなどが加勢する。俳優やスタッフたちの顔合わせや台本リーディングは全て終えた状況。
旧正月の連休が終わったあと3月始めにコサを行い9日から本格撮影に入る。12月公開予定。
あ~まずはとにかく3月9日に「パンドラ」はクランクインみたいです
でもこの記事を読んでいるとなんとも大人の事情があったようでロケ地の変更や、エキストラのギャラのトラブルなどがあって「出だし好調」とはいかなかったようですね
なかでも「ニムビ現象」って言葉。調べてみると「ニムビ」はNot In My Back Yardの頭文字「NIMBY」で「私の庭以外なら」という意味があるそうです。
難しいことはわかりませんが「原発」はいろんな意味で複雑で敏感な問題なんだってことを感じました。
紆余曲折はあったもののなんとか「出航」できそうなのかな。
周りの雑音なんかに負けないでナムギルらしい演技を見せて欲しいです。
頑張って~!ナムギル!!!