「海賊」のヒットに思う・・・ | キム・ナムギルと私

キム・ナムギルと私

寝ても覚めてもキム・ナムギルだらけの毎日。そんなナムギルさんへの想いを日々綴っています。

ナムギルの生まれ育った祖国、韓国。
オーバーかもしれないけど、この国へ初めて一歩足を踏み入れたその瞬間
この空気も大地もすべてあなたに繋がっているような気がして
それが嬉しくて仕方がない私でした・・・
 
そんな思いの中、韓国へ到着したその日にロッテシネマ金浦空港で観た「海賊」は
公開から僅か3日目、舞台挨拶も行われない平日の上映だったにもかかわらず
韓国の方がゲラゲラと声を上げて笑っていたことが、強く印象に残っています。
今思えばあの韓国の人達の「笑い」こそが今回の海賊のヒットの全てなんだって気がします。
 
「中心がとれていない。強い一発がない。」などの評価もはじめは聞こえてきたけどそんな評判を海賊の「笑い」が全部飲み込んでしまったんですね。
さすがネット社会の韓国。
口コミがどんどん広がって、前評判を完全に覆す大ヒットになりました。
そんでもってこの「笑い」は単なる「お笑い」じゃなく
役者さんたちの計算された面白さと痛快なアクションシーンが爽快感となって
それが「娯楽映画」として評価され、たくさんの人たちに観てもらえる映画に
なったんだと思います。
 
そして「チャン・サジョン」役を演じたナムギル。
思い返せば去年12月南揚州総合撮影所で海賊の撮影現場公開と記者懇談会が
行われた時、ナムギルの姿が「善徳女王」のピダムのイメージと重なると
意見が出てこれに対してナムギルは
「さらに深い部分を表現しようと思った」と答えています。
実際海賊のサジョンにピダムの姿はありませんでした。
ピダムを思い浮かべた人っていないんじゃないかな。
それだけ完全に新しいキャラクターをナムギルは演じたと思う。
 
「過去のドラマでのイメージがどの作品も似ていて物足りない」
「サメの視聴率が悪かった」ことにも触れられて、海賊の興行はナムギルの演技がカギと言われたりしました。
でもナムギルはこの映画を観た人たちに
「キム・ナムギル面白い!」って過去のイメージを見事ひっくり返してみせました。
「海賊」のヒットの影には色々な理由があると思うけど
私はやっぱりナムギルが一生懸命頑張ったからだって思っています。
たくさん悩んだけど頑張ったんだって。
 
この「海賊」をたくさんの人に観て欲しい。
ずっと願っていたことが叶いました。
あとはサジョンを演じたナムギルが高い評価を受けてたくさんの映画賞を
もらうことができたら、
もうこんなに嬉しいことはありません。
きっと来るよね。そんな日がキラキラ