定期的に欲しくなる
色んな意味で〝怖いよ〟っていつも自分に言い聞かせてはいるのに、
本屋で見かけると何故かふと手に取って読みたくなる〝湊かなえさんWORLD〟
そして、やっぱり怖かった
怖いよぉ〜怖いよぉ〜と思いながらも止められないページをめくる手…。
いつも寝付きの悪い私は〝布団に入って数ページ読めば良い睡眠薬になるかな?〟なんて、睡眠導入剤の代わりにするには選んだ相手が悪すぎた
怖さとその先が気になり過ぎて、眠気なんて吹っ飛んでしまうし、怖いし…
そして湊かなえさんの言葉選びと物語の組み立ての沼に毎回ハマってしまって、抜け出せないという感動
〝騙されないぞ!〟
〝隠れている敵はどこだ!〟
〝トラップはここか?〟
なんて疑心暗鬼満載で挑むのだけれど、毎回結局返り討ちに合っている…ってゆう
人の探究心の根源はその人それぞれによって違うンだよなぁ…。
物事の見え方や見方はそれを見る人が〝どう見たいか?〟で変わってしまうのだな。と改めて思う。
何か事件や事故が起こったとき、〝事実〟とは削ぎ落とした骨格であって、でも〝事実〟だけでその物事を片付けてはいけないよな。と常々思う。
それにしても作家さんはどうしてこんなにも登場人物の心の動きを文字におこすことが出来るンでしょうね。
まるで本当にこういう人が居て、全部その本人から聞いてきたかの様に、読み進めているとその人が実在するかの様に表現されていて…。
もう40年以上使っている日本語なのに、自分の表現力の乏しさや語彙力の無さ、想像力不足を痛感する
本に入っていたプリント?で、湊かなえさんは淡路島にお住まいなんだと知って、
あ、去年は淡路島に行って無いな!と思った2023年1月。
いや、最後に行ったのはいつだっけ?と写真を振り返ったら、
2020年の夏だった
年1は行ってる気になっていたのに、2年以上経ってた事実に驚愕
怖いっ怖いっ!小説も怖いけど、実生活も怖いことが溢れてるよぉ〜