秩父訪問!3日目
3日目にしてようやく工場に行ってきました!
お待たせしました。。。
計4つの工場を訪れたのですが、どこにも秩父銘仙の魅力が詰まっていました!
それでは見ていきたいと思います(^∇^)
まず最初に訪れたのが「逸見織物」さん。
職人さんの前で稼働しているのが織り機です!
内装はそんなに工場らしくないですよね。
でも、入り口に立った時から、ガタンガタンとせわしなく鳴り響いていました。
「ああ、ここが伝統技術の生まれる場所であり、職人さんたちの仕事場なんだ」
と1人沁み沁み感じていたのを思い出します(笑)
逸見織物さんでは、この赤で囲んだ工程を担っているらしいです!
それにしても、秩父銘仙ってこれほど長い工程を踏んで作られているんですね。
そりゃあ時間がかかるわけだ。
いくつか秩父銘仙で作られた服を見せていただきました。
秩父銘仙は植物系の柄が特徴的なんですよね。
個人的には、上の写真の右に掛かっている服がすごいええなあと思いました。
ちなみに前の記事でも言いましたが、秩父銘仙は「絹100%」なので、けっこうイイ値段します。
やっぱり「イイものを適切な価格で売り、値段以上の価値を感じていただく」ことを常に忘れずに活動を進めたいですね。
逸見織物さん!
僕たちの活動に喜んで協力してくれると言ってくださったのが本当に嬉しかったです!
この度は貴重な体験をさせていただきありがとうございました!
続いて向かったのは「田中捺染」さん。
もはや工房ですよね。
アート感溢れる仕事場に興奮してしまい、気がつくと写真ばかり撮ってました(笑)
1つ目の写真は実際に染める時に利用する場所です。
「秩父訪問!2日目」の記事で、秩父銘仙館内の「ほぐし捺染」の体験写真として似たようなのをUPしました。
ぜひ振り返って見ていただけると、同じ「染め」の現場だとわかるはずです!
こちらは、染めた後に乾かす機械です。
この機械が蒸気を発しながら、布をびーっと引っ張って……
ごめんなさい、実際に稼働している写真は撮れませんでした、、。
でも、次に秩父へ訪れた際に期待しててください!
秩父銘仙という伝統技術において、どんな課題があるのか。
それは後継者不足と仕事不足だそうです。
うーん難しい……
しかし、最も解決しなければならない問題でもあります。
ゆっくりと時間をかけて考えていきたいと思います。
田中捺染さん!
素晴らしい仕事場を見せていただきありがとうございました!
さあ、2つの工場を訪れたところで折り返し地点。
ということで
2日目に続いてまたまた蕎麦をごちそうさまです
こちらは「本格手打ちそば 本家 原」というお店です。
感想:「めっっっちゃ美味い!」
しっかりと味のついただし汁に、鴨肉やごぼうが入っていて、他ではなかなか食べることができないメニューになってます!
だんだん食レポみたいになってきました(笑)
しかも、2日目の記事でも同じようなこと言ってたような……
でも美味しいのは本当です!
なので秩父を訪れた際はぜひo(^-^)o
空腹を満たし、眠気もそこそこに次の工場へ
こちらは「碓井捺染」さん。
訪れたはいいが、どうやらお仕事の方はたまたまお休みだったようで。
写真だけ撮らせていただきました。
ここでは風呂敷なども作っているので、板場もものすごく広く、他とは比べ物にならないほど型も大きかったです。
碓井捺染さん!
お仕事お休みの中、ありがとうございました!
また訪れた際は、実際にお仕事されている現場を見学出来たらいいなと思います。
最後に訪問したのは「新啓織物」さん。
新啓織物さんでは、織り・染めの両方を行っています。
また、秩父銘仙の特徴である植物柄に捉われず、今の時代にマッチするような新しいデザインも追求しているとのこと。
新啓さんで扱っている小物の商品です。
小物に限っては、年配の女性の方を中心に、20代の男女共に購入されることも多いようです。
てっきり若者は消費者になっていないのだろうと思っていたので、秩父銘仙の可能性を感じることができましたね。
新啓織物さん!
僕たちの活動についてお話させていただいた際、本当に真摯に耳を傾けてくださりありがとうございました!
3日間に及ぶ秩父訪問。
実際に秩父銘仙に触れてみることは、この上なくイイ経験になりました。
自分たちが解決していくべき課題が見つかったり、伝統技術が切り開いていく未来の可能性を感じることができました。
何より最高のモチベーションに繋がりました!!
改めて、秩父銘仙の職人の方々。
ありがとうございました
以上。
読んでくださった方、ありがとうございます\(^_^)/
これからもどんどん書いていきたいと思いますので
読んでいただければ幸いです。
また、秩父銘仙の隠れた魅力に気づいていただき、少しでも興味を持っていただけると嬉しい限りです(^O^)
それでは、、
メンマでお別れ(。・ω・)ノ゙