3月になり心も上向きになって欲しいなと思う日々です。
今回は心の麻痺について。
私は高校の部活引退後、飲食店でアルバイトをしました。これまでの経験で言われたことをやるだけの仕事だと思って。
だから周りから真面目で仕事が出来る人と思われていた。1人だけ少し話せる人が言うには最初は壁があって話しづらかったとのこと。そうだろうなと思う。アルバイトは仕事をする場所なのだから。
私はここで人が嫌いになったのかも知れません。
理不尽なお客。ルールを守らない客。皆待っているのにまだかと怒鳴る客。
それをどうにかするのも仕事。ただただ人に呆れていました。
怒りすら湧かない。幼稚な奴らだと心の中で見下して平常を保っていた。誰にだってそうだった。
職場の人間にも深く関わろうとも思わなかった。
でも関わろうとしてくる。
そして嫌われるくらいならと愛想笑いして誘いに乗ったり。
これを4年続けたのだから麻痺するのも仕方ないことなのだと。いや、もう中学から麻痺していてそれの延長線上だ。
私は人に深く関わりたくない。それは自分の身近な人に対しても。裏切られて傷つくのは自分だから。心を許したら傷ついた時が怖い。
だからこんな事になるまで気がつかなかった。
彼氏に出会ってしまったから。心を許した相手の些細な行動に敏感になり傷つき傷つけた。
そして壊れてしまった。
大事な事や自分を見直すのはいつも気づいた時にはもう遅い。
本当は両親に仲良くいて欲しかった。仲の良い家族でいたかった。楽しく部活がやりたかった。
誰にでも愛して欲しかった。
甘えたかったんだと。
でもそれを拒んでいたのは自分自身。
傷つくのが怖くて。
傷つけるのが怖くて。
それが爆発したかのように鬱が私を襲った。
何故人を傷付ける言葉を簡単に言えるのか、何故人に迷惑を掛けられるのか、何故相手のことを考えられないのか。何故、何故、何故、何故。
嫌でも人と関わらなきゃいけない場で相手が言う言葉がまるで自分に言っているかのように聞こえて。言われたとに従わなければやはり傷つくのか。何故あんな事をあの人は言われなければならなかったのか、何故?
分からなかった。今でも分からない。
自分がおかしいと実感したのはその時だ。
混乱して取り乱した。
それが病気と向き合う始まりだった。
それからもう時間は経ちますが、その中で心を取り戻す良い機会だと前向きに考えてます。
甘えることは悪いことじゃない。
我儘だってたまに言うくらいいいじゃないか。
ダメなものはダメ、悪い事は悪いと人に伝えること。勝手に心で見下さず相手を見ること。
そして、1人で抱え込まないこと。
次回は闘病です。