こんにちは。

元地方公務員で現在はセラピストとしてサロン勤務している、はまだと申します

はまだ　あや（３２歳）
新卒から約１０年、地方公務員として勤務。
公務員時代は地域振興や上席の受付など、複数を部署を経験させていただきました。
現在はボディセラピストとして小さなサロンさんに在籍させていただいています。

これから公務員を目指そうかな、と思っていらっしゃる方がこの記事をどのくらい見てくださるかは不明ですが、もし公務員を目指す理由が曖昧であれば、この機会にぜひ一度自分自身に問いかけをしてみてください

私が公務員になったのは10年ほど前。

短大を卒業し、そのまま地方公務員として働きはじめました。

公務員になった理由は、本当にお恥ずかしながら、正直なところあまりありません。

当時から私はなりたい職業が分からず、社会人になるという覚悟も今ひとつ沸かず、ただ何となく受けた（たしか母の勧めで…）公務員試験に合格させていただけて、そのまま流れるように公務員の道を歩いてきました。

もちろん、真面目に公務員試験対策の勉強はしましたし、適当に受けてうっかり受かったわけでもありません。

短期間ですが、公務員専門学校にも通っていました。

ただ、どうしても公務員でないといけなかった理由は、本音を言うと特になかったのですね。

強いて言えばデスクワークが不得意ではなかったことと、やはり、安定した職業で両親が喜んでくれるという程度でしょうか。

実際にお仕事を始めてみると、真面目でよい上司や先輩・同僚も多く、年々大きな事業を任せてもらえるようにもなり、周りからは「キャリアウーマンでかっこいい」と言ってもらえるようにもなって、比較的恵まれた環境で働かせていただいていたなと思います。

それでも10年後、私は公務員のお仕事を手放しました。

理由は決定的に「仕事のやりがい」が、私には見出せなかったこと

これは本当に人によるもので、私は公務員の仕事に自分のやりがいを見つけられませんでしたが、上司や同僚を見ていると仕事に熱意を傾けている方もたくさんいらっしゃいました。

もしこれから公務員になろうとお考えの方で、「行政に入ってこういうことをやりたい！」と既に明確なワークライフプランをお持ちの方は、何も心配せずに行政に飛び込んでみてください

また、「割り切って、安定した生活のために仕事するぞ！」と仕事をあくまでライスワークとしてしっかり位置付けられている場合も同様です。

ただ逆に、「何がしたいか分からないからとりあえず安定の公務員かな…」「楽そうだし、専門性もないから自分でもできそう」というようなふわっとした感覚の方は、少し立ち止まってみませんか。

以前の記事にも少し書かせていただきましたが、やはり、「仕事に満足感」を得るためには、「自分にとっての仕事の譲れない条件」や「自分が納得できる暮らしの条件」を明確にしておくことが本当に大事だからだと思うからです。

↓以前の記事（参考まで）

せっかくの就職、どうせなら自分が満足できるお仕事をしたいですよね

私の場合、仕事は「やりがい」重視だったにも関わらず、ろくなリサーチもせずに公務員に就職を絞ってしまいました。

そもそも私が仕事に求めるものが「やりがい」だったことすら、当時は気がついていませんでした。

当時の私にもし声をかけられるとしたら、

「お仕事をする上であなたはどんなことを大切にしたい？お仕事で一番得たいものはなに？お金？やりがい？」

「どんな企業、職種ならそれを叶えられると思う？いろんな職業があるから、まずはたくさんリサーチしてみよう」

と、聞いてあげたいです。

公務員を経験した10年間が無駄だったとは決して思いません。

いろんな経験をさせていただき、貴重な時間を過ごすことができたことを本当に感謝しています。

ですが、同時に「本当に一生このまま公務員でいいのかなぁ」という仕事への悩みが尽きなかったことも事実です。

就職は、自分自身と向き合う絶好の機会です。

この世に生まれたからには、どうせならできる限り自分が満足する時間をたくさん過ごせたらいいなと、きっと誰もが思うのではないでしょうか

大体の方が、一日のうちかなりの時間をお仕事に費やしているかと思います。

自分が満足するお仕事時間を増やせたら、人生の満足度ってぐーんとアップしそうじゃないですか

私自身が今、自分の満足いくお仕事をさせていただく中で、心から人生に豊かさを感じられています

こんな働き方が私でもできるんだ！という気分を、もっとたくさんの方に知ってもらいたいと思い、今回の記事を書いてみました。

最後までご覧いただきありがとうございます。

また次回の記事も見にきていただけたら嬉しいです

はまだ　あや

これから公務員を目指す方へ（なぜ目指すのか、自分自身にしっかり問いかけを）