最近、旦那さんは元気がない…
独り言もすごい…

最近は"会社"というよりは"スーツ"に固執しているようにも思えた。
スーツを着ることで、精神的に落ち着くならと思い、今朝、スーツを出した。

旦那さんには、いつものように「服置いてるから、それに着替えてね」と言って、普段着を着るように進めるが、いつものごとくスーツを探し、見つけ、今日はスーツを着た。

今朝はお義父さんにもすけっとに来てもらっていた。

旦那さんはスーツを着るやいなや、何も言わず家を飛び出し…
私たちはすぐ追いかけた。

やはりスイッチが入った。
すごいスピードで歩く!
そして5年前に辞めた会社方面へ…

途中、何度声をかけても振りきられ、とうとう、前の会社の最寄り駅へ。
駅のホームで、旦那から鞄をとり、5年前に辞めてる、行くなと説得。
周りからすれば、かばんの取り合いで、何かもめてる様子に見えたのだろう。
駅員さんが3人やってきた。

駅員「どうしましたか?」
旦那「この人がかばん盗むんです!」と…
"この人"とは私のこと…

駅員さんに事情を話す
でも、高次脳のことを短時間で、しかも説明しづらい今朝の情況…
一見、普通に見える旦那

たぶんわかってはもらえてない。
でも、身内のもめごとと思われたのか、他のお客さんには攻撃などしてないので、一歩引いたところから、監視…いや見守られてた。

周りの乗客も不審そうにこちらを見ている…

ベンチに座らせ、落ち着かせ、そして、電車に何度か乗るように言い、やっと乗った。

駅員さんも一人、隣の車輌に乗ってきていた…監視…いや見守られてる。

途中の駅で私は、旦那の説得材料として、メッセージや写真を持っていってたのだけど、振り払われた時にホームの下に落としてしまった。
あ~、書いてもらったメッセージが…ごめんなさい!

電車に乗ってから、しばらくして、"スイッチ"は切れた。

そのまま、リハビリセンターへ。

会社へ行きたい意欲を遮るのはほんとに心苦しい。

旦那さんも、辛い。
私もお義父さんも辛い。

お義父さんは、70歳を過ぎている。
力づくで、ひき止めようとしてくれた。

今のこの状況に、なんだか責任を感じる。どうすればよかったんだろうか。これからどうしていけばよいんだろうか。。。

ほんとに、高次脳機能障害は…

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