ジョブスが亡くなりました。
昨日、iPhone4Sの記事を書いて、元気になりますようにと願ったばっかりだったのに。
ジョブスは、Appleの創始者です。
でも、途中で経営理念が合わないとか社内を混乱させるとかで
共同経営者に出てけーって言われて一度Appleを出たんです。
(そのときに設立した会社のひとつが、ピクサーです。)
Appleの経営がうまくいかなくて、ジョブスがAppleに復帰したんですけどね。
(たぶんプレゼンしに行ったんだったと思います)
彼は、魔法使いです。
コンピューターに、デザイン性を追求しました。
あの衝撃は忘れられません。
その後も、iPodで音楽業界に参入。
一時は圧倒的なシェアを獲得しました。(今はわかりません。笑)
スマホ業界にもiPhoneで参入。
これも私には衝撃的でした。
ボタンが一つしかなくて、タッチパネル。でも、直観的に操作できる。そんな感じ。
確かに、ジョブスは口が悪くて激情的で、
いきなり部下をクビにするような人だったけど
常に信念を掲げていて、製品をクリエイトすることに貪欲でした。
(Appleに復帰したのが業績の悪いときだったから、「私にはピクサーの収入がある」つって1ドルしか給料受け取らなかったのは有名な話)
享年56。
膵癌でした。
早期発見して、治療して、
痩せこけて心配されて。
再発したけど移植もして。
今年1月に休職して、
8月末、
「私がAppleのCEOとして責務を果たせなくなった時には、自ら速やかにそのことを伝える、といつも言ってきた。残念ながらその日が来てしまった」
と言ってCEOを退陣。
(でも、取締役会長としては残っていました。)
きっとよくなる、って信じてたのに。
56歳は、あまりに早すぎる。
わが家には、ずっとMacがありました。
物心ついたときから、何らかのMacintoshがありました。
父は、本当に初期の、日本語にも非対応&白黒の時から使っていたらしい。
それほどのMacintosh信者でした。
(今では考えられない四角い形でした)
ただ単に、お絵描きして遊ぶだけだけだったけど、
私と弟には大事な遊び道具だったんです。
(お絵かきツールで、「ひとつ戻る」を押すと色んな音が鳴るんですけど、
「Oh,oh~~!」っていう男の子の声が好きでした。)
私、ジョブスがとても好きだったんです。
だからとても悲しい。
iPhone4Sの「4S」は「For Steve」だって、そういうのがついで流れてました。
嘘か本当かは知らない。
どうでもいいんです。
私の中では「For Steve」。
ジョブス、
安らかにお眠りください。
ジョブスの追悼メッセージはこちらへ。