時に死にたくなる。自分でも思う、こんな事でたいそうな..
五月末は結婚式だった
父が涙した姿に私も涙が出た
この時代に生まれて良かった
父は朝早くから晩まで船の仕事で大変な思いをして働き、きっと厳しい環境だったはずなのだが
家の空気はいつもどこか母と共に気楽で
自由な私達子供を支配しようともせず
受け入れ、親友のようにいつも居させてくれた
そんな父が気づけば白髪だらけになり、組んで歩く腕も随分細くなっていた
大きかった父が小さく見えた
私達家族の為に純粋に身を費やしてきてくれたのだ
これから終身雇用などなくなり、
株だったり、何か新しい稼ぎ方だったりで
父の時代のような終身雇用の肉体労働の時代はなくなるかもしれない
父にとっては大変な思いをしたが、
この時代のこういう働き方でなかったら
もし父が株やIT事業で養ってくれてたら
こんな涙も出なかったかもしれない。
養う事や家族には変わりないにしても
美しい結婚式は景色でもドレスでもなく
父の涙が作った
私はこの時代に生まれて良かった
人生ってこんな事を感じられてなんて温かくて素敵なんだ、と思えた
たまに死にたくなる時がある。
一つのパターンとして
人間、それだけが自分の世界になって
逃げ場や相談先も虚しく
その世界が揺れた時
小学生にとってのイジメも同じパターンかな
他人から見たらそんな事で。世界は広いしこれからなのに勿体ない!
と思えるが
その世界が全てになってしまった人にとってはそれがどんなに大きい力をもたらし、どんなにその他の世界の存在を消させて自分を無力にさせるか
私は結婚してからなぜかあんなに強かったのに
凄く弱く、時に死にたいとも思うようになった。
けれども、苦労して育ててくれた親の事を思えば
決して人は死んではいけない。