受け止めることは愛情だという話を書きました。
父の還暦祝いのとき、
母が選んだ店が【焼肉きんぐ】だったのね。
行ったことがないから行ってみたかったんだって。
でも私が『還暦祝いで焼肉きんぐをわざわざ選ばなくていいじゃん!それは別の日にしてもっと高級なお店に連れて行きたい!』
って言って
めちゃくちゃ喧嘩したことがあったの。
支払いは私がするんだから、本当にわざわざ食べ放題の焼肉やさん選ばなくていいのに、一生に1回しかないお祝いになぜ?って。
それで口も効かなくなるぐらい、喧嘩して。
私はお祝いしたい気持ちを素直に受け止めてもらえないこと。母は高級なお店よりも興味のある店で良いだけなのに、私が突っ掛かってくることが嫌で
もう大喧嘩。
還暦祝い無くなるんじゃないかってぐらい
しばらく喧嘩してました
が、最終的に私が連れて行きたい高級なお店に連れて行くということを貫き通したんですね。
この勝負、今になっても
どちらが正しかったのかよくわからないし
正解もないし
母は母なりに多分、支払いをする私と弟がするから(ほぼ私がする)ことに悪いと思って安いお店を選んだと思うんだよね。
私に悪いと思って私を想って。
けどさ、、
私の価値観が
お祝い事のときは好きなだけ贅沢してほしくて。
高いとか安いとか本当に気にしないでもらいたくて。
私の価値観を押し付けても、真逆の価値観を持つ母と合わなくて。
お互いに相手を思ってる価値観ですら
それすらも押し付けであり、優しさとか思いやりやオモテナシすら相手からしたら押し付けなんだなって
学んだ瞬間でした
あのとき、
『わかったよ、焼肉きんぐにいこう!』って私が素直に受け止めていたら
貴重な人生の数日を口も聞かなくなるほど喧嘩する事もなかったでしょう。
母が『あやちゃんありがとう!お言葉に甘えるね』と素直に受け止めてくれていたら
貴重な人生の数日を口も聞かなくなるなるほど喧嘩する事もなかったでしょう。
受け止めること
実はすごく難しいし複雑な事ですね