昨日、ばーちゃんの歴史を書いている時に
そういえば、、と
思い出したことがありました
私的にはなかなか衝撃的です
私、小2の後半。
母ちゃん、2週間
東京出張!の巻
私の母ちゃんは中学卒業後に
母ちゃんの実家近くの工場に就職。
定時制高校に通いながら働き、
兄妹の多い実家のために
まじめにコツコツと、それでも
それなりに楽しく青春時代を過ごし
その工場で、父ちゃんと出会ったそうです。
昔の写真は、娘の私からみても
なかなか可愛い感じで
(でも普段はド近眼のせいで分厚いメガネしてた
メガネ無しの写真は可愛い系美人)
父ちゃんは母ちゃんに何回もアタックして
頼むから付ぎ合ってけろ!と
膝をついて頼んだんだって言ってました
盛ってなければ本当の話だと思います
結婚して、出産しても
フルタイムで頑張ってくれてた母ちゃん。
勤続年数も20年ともなれば
リーダーとして工場内でも
信頼のおける人物になっていました。
そこからの東京出張!
リーダーとしての研修のような
ものだったのかな?
会社の人3〜4人くらいで行くやつ。
小2の私と年長の弟をおいて
2週間も家をあける!
きっととんでもない不安と緊張が
あっただろうと思います!
じーちゃんばーちゃんと父ちゃんもいるし
大丈夫だけど、早く帰って来てね
ってそのくらいの気持ちで
行ってらっしゃいしました。
母ちゃんが東京行ってる間に
ばーちゃんが入院したり
それでテンパった父ちゃんが
私を抱きしめながら号泣したり
ばーちゃんいないとご飯ができないから
近所の親戚のおばちゃんが
入れ替わり立ち替わり来てくれたり。
ボケたばーちゃんでも
忘れられない浪費家のKおじちゃんも、
自宅から2時間半かかるのに仕事終わりに
私らの面倒を見に来てくれたり
(基本的に私はKおじちゃん大好きです)
すったもんだはありましたが
それは今日は置いといて
母ちゃん、無事帰宅〜
なんか大変だったけどもう母ちゃんがいる!
私は安心したし、
ディズニー土産のぬいぐるみを
もらってご満悦でした
時は過ぎ、
私が19歳のころの話です。
私と父ちゃんで
2時間ほどの車移動の際に
こんな話をされました。
「おれもさ、母ちゃんがらしたら
色々バカなごどしてきてさ
申し訳ながったと思ってっけどさ、
あの人(母ちゃん)だって
あったんだがらな!」
「あったって何が?」
「会社の人どの噂がよ」
「え??浮気的な話!?」
「うん。昔、東京さ出張さ行ったったべ?
あの時に一緒に行った男の人ど
何かあったらしいって、
おれにも聞こえできてだんだよ」
「ひゃー!嘘でしょ!
あの真面目な小太り母ちゃんに
そんなことあるわけないじゃん!」
「俺もそう思ったけど、
なんか納得いく部分があって。
たぶんあったんだべなってな」
ショックとかじゃなくて
衝撃的すぎて爆笑してた私
それからまた時が経ち、
つい2、3年前ですよ。
思い出したことがあって!
忘れられない怖い夢ってありませんか?
私もいくつかあるんですけど、
その中の1つ…
↓
夏休みのプールから家に帰ってきたら
普段、平日はいないはずの母ちゃんがいる。
なんか荷物を準備してて
「何してんの?どごさいぐの?」
と聞く私に
「髪濡れでるよ(←プール帰りだから)、
風邪引ぐがらこれ掛げどいで」
とタオルを肩に掛けてくれ、
そのまま
「ほんだらな」と言って
近くに停めてあった車に
男の人と乗って
母ちゃんが
行ってしまうという夢
怖っ
そしてこの夢を見たのが
ちょうど小2の頃
まさかの合致
え?
子ども心に何か感じるものが
あったってこと!?
ってね
ちなみに現実では母ちゃんの様子が変だとか
思ったことなど全く無かったです。
むしろ小2でこんなドロドロの夢見るなんて
私ってどんな子やったんや!
って思ったし、
ドラマや映画にも
まだ目覚めてない時期だし
漫画も読めるようになったのも
もっと先だし
どこからこんな想像を引っ張り出せるのか?
不思議だったんです
うん、あったのかもですね
何かを感じたんでしょう
そうだったことにしたら
ほんとに衝撃的な話でしょ
なんかハッキリさせたくなってきたな
母ちゃんには聞けないから
来年、父ちゃんに聞こう