※虫が出てきます。苦手な方は読まない方がいいかもです
実家では牛を飼ってました。
白と黒のオシャレ?な牛の方じゃなくて茶色一色の牛
お肉になる方の牛ですね
ここからは私が慣れ親しんだ方言で呼びます。急に。
母屋のそばのベーゴ小屋に茶色いベーゴが2、3頭いました。
ベーゴだって食べれば出します。
そこにハエがやってきます。
ついでに母屋にも寄っていきますよね。
すぐ帰ってくれればいいんですが、そこはハエの都合もあるんでしょう。
夏から秋にかけての時期だったと思うのですが、
台所にはモロコシ(あ、トウモロコシのことです)のゆでたやつとか置きっぱなんですよ。
夏でもそんなすぐには腐らない(と思っていた)地域だったんで
いろいろ置きっぱなんですよ
ハエはいつもそういうところに止まって食事をして、そして台所の天井に止まって休むんでしょうね。それを繰り返して生きていたんだと思います。
ここからお父が登場
「さあ、そろそろやっかぁ!」
と、掃除機を持ってきてヘッドを外して吸い口を筒の状態にして
スイッチオンで
天井にびっしり止まったハエ達を吸引!
吸い終わったら間髪入れずに
キンチョールを掃除機の吸い込み口に噴射!
そう。。。
溜まっていくんですよ。なぜかどんどん増えていくんです
このイベントをなんとも思わず見ていた私と弟
「きれいになったね」とかこの程度のリアクションですよ
今思えばほんとに面白い
でももう少し大きくなってきて“汚い”の本当の意味がわかってくると、ハエにはほんとに迷惑を被りまくりでしたからね
だって
「え、今私のご飯に止まったお前、さっきまでどこに止まってた?え?おい」
なわけですよ
「ベーゴの○○〇に止まってきたんじゃねーのがぁぁぁ!!」
となるわけですよ
これ書きながら爆笑しちゃうんですけど、あの頃はほんとにストレスでした
やばい、おもしろい