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杏と東出昌大の夢への前進

再び納豆に向き合う杏
◎あらすじ(ネタバレあり)
竹元(ムロツヨシ)が激怒して帰ったことで、開明軒の階段を「腐らないものにしたい」と悩む大五(原田泰造)たち。そこで大学で建築を勉強している悠太郎(東出昌大)が「自分が作ってみる」と言い出し、め以子(杏)は成り行きで手伝うことになる。そこで悠太郎から生い立ちと夢を聞かされて焦るめ以子。
翌日女学校で桜子(前田亜季)や民子(宮嶋麻衣)に「夢はあるのか」と聞き、2人の夢を聞いて、夢を持たないめ以子は更に焦る。
悩むめ以子は学校で宮本先生(奥貫薫)に見つかり、割烹の特別授業を受け、そこで「包丁は只の鉄の板を研いだものだ。夢も同じようなものでどう磨ぎ使うかで変わる」とアドバイスをもらう。
「悠太郎に納豆を食べさせたい」という気持ちを大きくするめ以子。
また、悠太郎は学校で竹元の鉄筋コンクリート建築の特別講義を受け、夢を大きくする。
◎みどころ
杏と東出昌大の夢への前進
◯おもしろポイント
杏と東出昌大の夢への前進
ポカンと生きていた(という設定)のめ以子(杏)が夢に目覚めることとなった。
事の成り行きは、先日やって来た客・竹元(ムロツヨシ)が店の入り口で腐った木の階段で足を滑らせ激怒して帰り、従業員全員で「木製である店の階段がすぐ腐るので困った」と悩んでいたところに、悠太郎(東出昌大)が「自分が作る」と言い出した事から。
で、悠太郎の手伝いをすることになっため以子は作業中の悠太郎から「なぜ建築を志すのか」を聞かされる。
何でも、「自分の母は火災で逃げ遅れた子を助け、木造の狭い街で下敷きになり死亡した。こんな街じゃなければ母は死なずに済んだのに。それ以来安全で住みよい街を作るのが自分の夢だ」とのこと。
悠太郎の真剣な「夢」の話を聞いて、特に今まで将来を考えてこなかっため以子は焦る。
焦って翌日女学校で友人の桜子や民子(宮嶋麻衣)に「将来の夢なんて無いよね?」とか聞いちゃう。
しかし帰って来たのは、桜子(前田亜季)からは「文章を書きたい」、民子からは「先生になりたいという明確な返事。
め以子は焦るばかり。
そこに通りがかったのは、割烹の宮本先生(奥貫薫)。
先日「悠太郎に納豆を食べさせたい」との旨を書いたメモをめ以子に突きつけ、調理室に連れて行き、そのメモこそがめ以子の夢の原点であると誘う。「このメモは夢の原石で、どう研ぐかで夢の方向性は決まる」と諭す。
諭されため以子は、とりあえず「原点」の「悠太郎に納豆を食べさせる」というスタートラインに立ち、必死で納豆と向き合うこととなる。

とりあえず、「夢」の原石みつけました、杏。
◎雑感
話が大きく膨らみ、杏が再び納豆に向かった第16話。
宮本先生(奥貫薫)の包丁の下りが「展開の引っ張り方が上手いな~」と思わされた。
流石ベテラン。(このくらいはやってのけるから、朝ドラのオファーが来るんだろうが)
再び「納豆」を足掛かりに夢に直進しそうなので、話の展開が気になるところ。