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axihiroです。



人は良く比較をしたがる。







営業成績を上げるか。

人受けが良いか。

楽しい生活をしているか。







そして決まってある人はこう言う。



人によって幸せの定義や尺度、価値観が異なるのだから

比較するだけ無駄だ。と。



しかし、結局のところ人は比較したがる。





生きる上で立場や状況を客観的に把握する意味でも、

比較する能力は必要だからだ。





自分の立ち位置が見えていないと単にイタいことをしかねない。



合理的にものが進まないことは、

まるで海に投げ捨てられた気分になりそうだ。















海に投げられた者は、

溺れないように必死にもがく。



少し落ち着くと、絶望するも、

そのうち島を探し始める。



流木に長くつかまることもあるが、大波にのまれつかまるものが何も無い時もある。
自分なりに泳ぎ方を考え、試してみると楽で疲れない方法を見つけた。



地平線の遠くを見つめ、

何日も過ぎて行く。

ここには人はいない。



その者は今までの行動パターンを捨て、
島を見つける為だけに泳いでいる。





偶然泳げない魚と出会う。

泳ぎ方を教えると、お礼に貝や海藻を貰うことができた。



魚に感謝され、魚は仲間になった。







長い月日が経った。

島は見つかっていなかった。



しかし、流木やゴミでつくった船らしきものはできていた。

ようやく島を見つけ、その地に足をつけた時には
驚くべき事にそこには多くの仲間が居た。



荒波にもまれる中で
自然と比較する能力はついていた。



冷静に比較する能力を身につけると、

その能力について考える事はあまりなかった。



そして、その日の日記にはこんな文字があった。





比較ができない人程、比較したがる。


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