世界には高次脳機能障害を持った人がいます。

その障害を持つことになった原因は様々あると思います。



私の場合は交通事故(人身事故)でした。



自転車で青信号の横断歩道を渡っているときに、前方不注意の自動車に轢かれたのです。

頭を強く打った私は、体外にも体内にも出血していました。

しかしそれが分かったのは容態が急変した翌日のこと。
脳も腫れ上がって、昏睡状態(意識障害)に陥ったのです。


みなさん、ご存知ですか?

毎年、年間の交通事故死数がカウントされていますが、それは発生後24時間以内に亡くなった場合のみ数えられているということを。

私は後日知ったことなのですが、もしあのまま死んでいたならカウントされていなかったことに衝撃を受けました。

毎年7000人程度の死亡者数があると聞きますが、実際にはもっと多いのではないのでしょうか。




閑話休題…

高次脳機能障害には脳の状態の変化も加味されます。

私の場合は、上記の様に出血と肥大化と意識障害…最終的には脳の萎縮が認められ、障害認定の後押しとなりました。







次回は、どんな症状に悩まされているかとその症状に気づいた状況を記していきたいと思います。