タレントのりゅうちぇるさんが自殺で亡くなるという
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
私はりゅうちぇるさんについて熱心なファンではありませんが
妻は人柄や子育てについて共感する部分があったようで
ショックなようで泣いていました。
まだ27歳だという事で、若い方が亡くなるというのは
本当に悲しい事です。亡くなった命は戻ってきませんが
その理由について色々考えさせられる事があります。
私自身も身近な人を自殺で亡くしています。
悩みがあって精神病院に入院した友人も二人います。
やはり他人事とは思えません。
随分と前になりますが兄の結婚式で、兄のバンド仲間と
久々に再開しました。私も楽器をやるので
バンド仲間の二人と盛り上がって話をして楽しい時間を
過ごしました。
兄のバンド仲間のうちのA君が
「また今度一緒にセッションしよう!」
「そうですねー、やりましょう」
なんて会話を交わしてお開きとなりました。
社交辞令か、その気があったのか今となっては
わかりません。数か月後にA君は自殺してしまいました。
理由はわかりません。
実は私は結構本気にしていて、連絡を待っていたのです。
それがこんな結果になってしまうなら、積極的に連絡を取って
いたら、結果は違ったんじゃないか
助けられた命じゃなかったのかと随分と悩みました。
今でも思い出すと胸が苦しくなります。
やっぱり元気だった頃の姿しか思い出せないんですよね。
今でも時々A君の夢をみます。それは小学生くらいの頃の
A君の姿です。「何かあったら相談してね」と
その頃のA君に会ったのなら言ってあげたい。
時代はもう少し遡っても20代の頃、高校の頃から
時々遊ぶ友人がいました。
久々に合うと少し様子が
おかしかったのです。やたらと読んだ本の
事を語ったり、知ってる知識を自慢して
きたり、、おかしなやつになったな。
そう思って少し距離を置いた時期がありました。
数ヶ月してその友人から連絡がきて
笑いながら「今精神病院にいる」って
恥ずかしそうに言うんです。
友人のおかしな言動に耳を貸さず
向き合わずに距離を置いてしまった事を
心から後悔しました。
病院に入る事で友人は良い方向にいって
今では子煩悩な父親になりました。
そんな事もあって私は周りの人が
普段と違うと感じたら声をかけるようにしています。
実はそれからしばらくして別の
友人が彼女に酷い振られ方をして
絶望していました。
同じような経験があるので
辛さはわかります。
どうにも辛いらしく昼夜問わず電話がかかって
きた事もありましたが私は
向き合って励まし続けました。
結果、やはり家族に病院に入れられてしまうことに
なりましたが、快方に向かい
今では結婚もし子供もいます。
親の会社の事業を引き継ぐ為に
毎日頑張っているようです。
入院中に大好きだった和菓子屋の大福を
大量に持って行ったところ
面会はできませんでしたが
喜んでいたと看護士さんに言われ
安堵しました。
後に
「〇〇ちゃん(私)には一生ついて行こと思ったよ」
と言われ、救われた気持ちになりました。
やはりみんな仕事とかで自分の事で
精一杯な事が多いと思うんです。
そんな中で時間をかけて向き合うのってとても大変な
事なんですが、それでも人の命がかかっていると
思って可能な限り向き合ってほしいと
私は思います。
りゅうちぇるさんがどんな理由で自殺したかなんて
私にはわかりませんが性的マイノリティである事で生きづらさを感じて
いたのかもしれません。
それに対して世の中から多くのバッシングを受けていた事は
事実です。
でも世の中がもっと温かい目で
見守っていたら結果は違って
いたのかなとも思ってしまいます。
芸能人も一般人も同じ人間、心のキャパシティは
同じです。
見えているたった一箇所の部分だけ取り上げて
過剰に叩くのはやめてほしいと思います。
りゅうちぇるさん、昔の友人の姿と
重なってしまい、普段はこんなことはあまり
書かないのですが書かずにはいられませんでした。
残された御家族は今とても辛い時間を
過ごしていると思います。
静かに見守ってあげてほしいと願うのと
同時にりゅうちぇるさんの御冥福を
御祈り致します。