さて前回に引き続き駒ケ岳です。
ここは「分水嶺」
8時41分到着。
木曽の町がチラリと見えました。伊那側は霧で見えませんでしたが、とても満足のいく風景でした。このままこの景色を持って帰りたいなぁ とか思いながらのんきに写真を撮ってました
北を見ると行者岩がありました。今回は行きませんが、次回は行く予定です。
山っていいなぁ
一眼もってこればよかったとこのときは思ってました・・・。
目的地の山荘はこの先!
疲れはほぼ無い状態。
余裕をもってゆっくり進む事に
山荘発見!
パンツが干してあったのでまだ営業してるのかな。
水場はっけん。
顔を洗う弟
私は水を補給して帰りに備えます。
山荘でちゃんとした食事を取り、今度は駒ヶ岳の頂上を目指します。
え?
ココで終わる予定でしたが何かいけそうなので駒ケ岳頂上にも言ってみようかと思い出発。
このとき9時30分
12時くらいにようやく人に出会いました。目的地を尋ねられたので駒ケ岳の頂上だというと「日帰りでは無理だからすぐに引き返せ」と起こられてしまいましたww
とりあえず素人の我々は言われたまま引き返す事に
それにしても見事な景色
もうコレだけで十分十分
疲労も少しずつたまって来た頃、霧が沢山出てきました。
帰りは信大ルートで帰ります。ココまでのタイムは予定を1時間ほど巻いた状況でした。
13:19
信大ルートに入ると霧ですぐに前が見えなくなりなかなか進めなくなりました。
そして体力には地震があった私ですが、膝が痛くなり休む回数が多くなってタイムロスは1時間になってしまいました。
この頃から雨も酷くなり更に進みが悪くなりました
うる覚えですが標高2000メートルくらいだったかな
もう道もなくなり笹だらけ
迷子になりました~
そ う な ん です
でも私は仕事があり、遭難している時間が無いので
色々考えました・・・。
ふと耳を澄ますと水が流れる音。「川がある!」
川に出れば目的地にいける自身があったので川まで下る事に。
しかしながら道も無いし笹が邪魔で進めません
今のペースだと日没して遭難します・・・。
ならば・・・
笹につかまって垂直降下だ!
と言うわけで標高2000くらいから目的地の1400まで急降下ww
これは危ない・・・でも速いww
「ドドドドドド」凄い音を立てながら急降下していきます。
危険なので二度とやりませんが、こういう状況がとても好きな私は弟には内緒で楽しんでいました。
恐るべきスピードで1500まで落下したところで滝にぶち当たりました。
小さな岩で出来た滝だったので足を踏み入れるとすぐに岩が崩れ落ちました。
コレは危険だと思い2手に別れ別ルートでそれぞれ下る事にしました。というか落下する事にしました。
沢山の岩を転がしながら死ぬ思いで滝をくだりジャングルみたいに生い茂った草をなぎ倒しようやく合流。合流後橋を発見。同時に何かダムみたいなのを発見。これでようやく帰れると「ほっと」しましたとさ
因みに17:05
まともに降りていれば確実に遭難していたと思います。今回の反省はルートの情報をちゃんと仕入れなかったことと、やばくなったら進まずに引き返せばよかったという事に尽きます。
←あと100メートルずれていたらココから落ちてたわww
今回はいい勉強ができました。
反省反省・・・。
次回は2000メートルを越えない山に登ろうかと。
今度はちゃんと地図もって軍手もって・・・
遭難しないための訓練がになればいいんだけど・・・。
とりあえず生きて帰れた。
おわり





