『結婚とかしたらライブとかイベントとか来ないですよね?』…。







新人の子が車の中で質問してきた。







確かに相方がいる時には祝日や週末には一切の仕事を入れる事はなく都内にすらいなかった。







○×無しであるから「言葉」が適当かわからないが、「今はフリー」であるから個人的に特別な予定もなく年中無休で仕事をしているが、もしも相方がいたら祝日や週末のライブやイベントにはおそらく参加しなくなるはずだ。







明らかな格差がある場合をのぞき、新人たちに対してはなるべく公平に扱うようにしているが、人間であるから好き嫌いを含め心の中の順位はついていて、これが身内的な存在がいたならば間違いなく担当者に全てを任せることに違いはないはずだ。



さて今、日本では婚姻率が減少し、離婚率は高まる一方であるが、統計データで見れば「約4割が離婚」と言う単純計算...。



しかしこれらは中年、熟年離婚も含まれているから結婚後、即離婚という見方ではないのでそれほど悲観的な数字ではないとも言えるが、「結婚=生涯をともにする」という概念は薄れ、価値観が多様化し、特に自由と責任はイコールであるはずなのだが、自由とワガママをはきちがえた今の日本において、2組に1組が離婚している計算となるアメリカやロシアに追いつくのは時間の問題かと思える。




恋愛のはじまりは全てが美しく見える...。




外見的要素は初期段階での相手を選別する際の重要なキーポイントであるが、二人きりでの生活がスタートすると外見的要素の心の高まりはよほどの事がない限り年月の経過とともに薄れていく...。



現実の生活に直面した中では、価値観、生活・経済力、教育概念をはじめ、日々、起きるであろう問題点、課題は山積みになる。




所詮は他人同士の生活...。




何を持って相手を選ぶのか...。




お付き合いの段階から相手をじっくりと観察し、自分を基礎としながらも将来を予想し、見通すチカラ...。




解決力、主導性、性格面、思いやりと尊重、人間性...。




目標の共有化と実現性...。




色々な文献を見ると、所詮、「人間は動物である」ということ...。






大手芸能事務所に所属していた女子...。



大量の登録者の中で生き残るのは非常に厳しく芸能に関する仕事はなかなかまわってこない現実...。



そこで舞台の企画、新人発掘と育成を主事業とした個人事務所を立ち上げた。



元々、頭が良く賢い子であるから、世の中に甘い話しはないのだが、下火になった芸能志望の子にありがちな、ちょっとした肩書きや誘いにダマされることはなく、自らで現状を打破する力はある。




所属する仲間を見ると年齢的にはやや高めであるが、映画主演経験者やCMに出演していた子などがそろい、それなりのカタチとなっている。早速、スポンサーを見つけ舞台と映像製作を実現すべく動き始めたようだ。




戦後復興から各婦人団体が「男女平等」を打ち出し、近年ではその代表的な成果とも言える「男女雇用機会均等法」が施行されてからかなりの年月が経過したが、日本総国民中流家庭が崩壊しはじめ、広まる貧富格差の現代において「本格的な女性自立時代」が到来した気がする。