世の中、と言うか、人の考え方は本当に理解不能だ。


人は今までの経験や情報などから自己を基準とした範囲で対人関係において相手の次の行動、アクションをなんらかのカタチで予測しているものだ。



○○心理学や行動科学などの学問を知らなくても日常、自然と行っているはずだ。


時に『自分なら90%、そちらを選択する』と思っていたのに、その逆を選ぶ人がいたりする。それが99%の逆であれば周囲からは『変わった人』『あの人の考える事はわからない』と言われ、自分とは別のタイプの人間としてくくられる。



国や時代性によってもモラルが異なっているように、本来、人の行動や考え方に正否はないものだが、前述のように大多数の判断により、良し悪しが分類されていたりする。




最近、1%を選択する人が増えてきた気がする。




増加したと言う事は1%ではなくなるのだが…。



テレビ番組タイアップが決まっているプロモーションビデオ撮影の後、プロデューサー、監督、関係者らがそろっていて、今後の事を含めた色々な話しが出来る機会であるのに『友達と約束があるので先に帰ります』と、反省会に参加せずに新人が帰っていった姿を見て全員のテンションが下がった。



なぜか今、上昇傾向にある別の新人が『勉強の為に見学に行かせて下さい』となり、撮影終了後の反省会に参加し、主役不在のまま、その子の話題で会は終了した。


新人なのに既にテレビ番組タイアップ6本で、7本目の話しもきている。イベントのオファーは止まることはなく引っ切りなしだ。

音楽活動とは別に今月から全国CMも放送されはじめた。

仲間も皆、ストイックで各人が相乗効果によって引き上げられ、さらに良い話しに抜擢される。



全てを自分のチカラで駆け上がる場合、大事な時期に今すべき事に集中できず、『遊びたい』とか口にした子で成功者は見たことがない。



『ヤル事はヤルので…』



人間、そんなに強くはないのだから無理をすれば必ずひずみがくる。


意欲的に集中している子は輝く速度も早いし、なんらかに分散している子は伸びないどころか多少の才能があっても、甘えと、勘違い、自己満足と過信している為に進歩しないケースを多々、見てきた。



やはりオリジナリティーとは異なる理解不能の1%を選択する子は最初からかかわらない方が無難らしい…。