終わらない歌ばらまいて

終わらない歌ばらまいて

スピリチュアルケアの学びや活動など、ゆるゆる実践してみる備忘録です。

 父の一周忌の後は、仏壇の後ろの壁に両親の遺影を並べて飾り、毎日手を合わせていました。
 
 1月に突然、米国の大学を受験した姪の第2スポンサーになるよう親族に言われ、英文の対応に苦慮しながら、いろいろと手続きをしました。
 
 その一週間後に大学から姪に「伯母さん(私)からメールの返信が届かないので、その後の手続きができない」と連絡が来ました。
 
 私のところにはメールは届いていません。
 
 再送してもらい、慌ててそのメールに英文で返信をしました。
 
 その間、私は両親、祖父母、ご先祖様に必死に毎日祈っていました。
 
 1月中に手続きが完了しないと、姪は春入学希望なのに、秋入学になってしまう可能性があったからです。
 
 先日、なんとか無事に合格通知が来ました。
 
 ようやく私は安心をして、両親の遺影や仏壇の前でご先祖様に手を合わせてお礼を言いました。
 
 このように、亡くなった両親とは、グリーフの期間を終え、毎日話をしたり、お願い事をしたり、見守ってくれることを感謝したりという関係に変容しました。
 
 コンティニューボンド(続く絆)という言葉の通り、死しても尚、両親とは絆が繋がって、残りの人生の旅路を一緒に歩んでいると実感しています。
 
 
 授業の中で一番印象的だったのは、ある心理学者の先生のお話でした。
 
 その方は、クライアントから攻撃されると、「もう貴方には会いません!」と仰ったそうです。
 
 山添先生は、「相手の了承なしにやめるなんて絶対言ってはいけない。魂を差し出したのに、死ぬに等しい。カウンセリングはそれぐらい価値ある。」「始める限りは覚悟しないといけない。それができないんなら始めない方がいい。」と仰いました。

 信頼していたカウンセラーに突然、カウンセリング中止を言い渡されたのならば、クライアントは見捨てられたと思い、死にたくなるのは容易に想像できます。
 
 ケアをすると言うのは、本当に難しいのだなぁと魂に突き刺さる言葉でした。
 
 今回で「悲嘆ケア」の今年度の授業は終わりました。
 
 来年度からは、山添先生が設立されたBCC(Biwako Counseling Center)で引き続き、悲嘆の授業は行われるそうです。
 
 魅力的な講座が他にも幾つかあるので、春までにじっくり考えたいと思います。