●1日目日記
http://ameblo.jp/awk9399/entry-11995236740.html
●2日目日記
http://ameblo.jp/awk9399/entry-11997322124.html
<ロサンゼルス3日目の朝>
今朝もいつもより早めに目覚めた。
カーテンを開け、窓の外を見る。
車が右側を走っている。
今日もLAにいる。
昨夜の疲れと興奮を身体に残したまま、早めに目覚めたので、
コーヒーでも飲みにハリウッド・ハイランド内のスタバへ行ってみる。
スタバ店内には通勤前のビジネスマンで列が出来ている。
ボクもその列へ。
どうやら皆常連さんのようだ。
毎朝、同じ店で、同じ時間に、同じメニューを注文するのだろう。
店員達とも顔見知りのようで、雑談こそ交わすものの、
これと言って注文をしなくとも、次々とお目当てのコーヒーが出てくる。
なんてステキな空間!?
いよいよボクの順番。
ここはシンプルかつスマートに
「カフェラテ・プリーズ」
「What size?」
「グラーンデ・プリーズ」
よしよし。
めっちゃ溶け込んだ。LA在住くらい溶け込んだ。
と油断していたら
「キャナイハブヨーネーン?」
「アンダッテ!?(志村けん風に)」
「キャナイハブヨーネーン?」
はっ! 分かった!
もしかして、俺の名前を聞いているのか!?
そうだ、きっとこう言っているに違いない。
< Can I have your name? >
「I'm HIRO.(ヒロシという名前なので)」
ヤベー。俺カッケー! 英語ペラペラー!
そして出てきたカップには
「She do」…。
シドーじゃねーし!
中村じゃねーし!
歌舞伎メイクしてねーし!
なんだったら、「She」 なら 「do」 じゃなくって 「dose」 やろ!
中学で習わなかったんかい!
ナニ中だよ!ったく。
ったく!
ま、歌舞伎役者と間違われたことは、日本文化の伝統を守ったということで
前向きに捉えるとして、今日の最初の予定は、
「カリフォルニア・サイエンス・センター」で、
【スペースシャトル・エンデバー】を観に行く! である。
実物のエンデバーである。
つい最近まで宇宙飛行士を目指していた、
南波六太ことボクにとっては夢の体験が待ち受けている。
行き方。
-------------------------------------------
ハリウッド・ハイランド駅
~メトロ・レールのRed Line~
7th st/Metro Ctr駅 下車
↓乗り換え
~メトロ・レールのExpo Line~
Expo park/USC駅 下車
-------------------------------------------
車社会のLAなので、地下鉄の駅構内に入った途端に、ガラーーンとしていて雰囲気悪い。
地上と一変、黒人か南米系、もしくはホームレスがちらほら。
かなり眼光鋭く警戒している感じの人ばかり。
ちょっとビビったが、すぐにその雰囲気にも慣れ、
途中で乗り換えもスムーズにでき、目的地「Expo park/USC駅」へ到着。
まだ午前中ということもあって、特別並ぶことなくすんなり入場。
「カリフォルニア・サイエンス・センター」は基本入場無料なのだが、
週末のみエンデバーを観るために2ドルかかる。
でも、たった2ドルでエンデバーの実物が見れるのだから、アメリカの懐の広さを感じる。
途中色々なスペースシャトルに関係した展示があったり、
カリフォルニア・サイエンス・センターまでどうやって運んできたかの映像が見れたりして
最後に登場のエンデバー!
この建物に入った途端目に飛び込む、その壮大な迫力、宇宙の香りに鳥肌立ちまくり!
デ、デ、デ、デ、デカイ!
カメラに収まらない!
涙出てくる! なんだこの迫力!
みぎひだり? きょろきょろり?
やだドキドキ止まんなーい!
エンデバーのお腹部分も間近に見れるのだが、耐熱パネルの損傷具合にまた鳥肌!
幾多の大気圏突入で傷ついたパネル君。
お疲れ様。
矢印に「RESCUE」の文字。
きっと船外活動中にトラブル発生したら、ここに手ツッコんでなんかするとハッチが開くのかな?
映画「ゼログラヴィティ」のように隕石群に衝突しそうになったら、逃げる時のためかな?
とか色々思いを巡らせる。
機体の白い部分は発泡スチロールっぽい、感じの質感で弾力ありそうな見た目で意外!
感動の余韻に浸りながら、建物の外に併設されている公園をブラブラ。
ピクニック中のファミリーなんかもいてほのぼの。
すると、サササッと動くものが!
そーっと近づくと、野生の「アキラ先輩」発見!
大の大人が、必死にリスを追いかける姿を、地元ファミリーに笑ってる。
そして、一旦ハリウッドへ戻ることに。
行きと逆方向で。
帰りのレッドラインでは、高校生っぽい黒人二人組が、
iPhoneからダダもれしてる音楽に合わせて、ラップを始めてるよ!
なんて自由なの!?
周りの乗客は「うるせーな」くらいの顔でやりすごす。
きっとよくある光景なのだろう。
LAに来て、こんなに早くバトルするときが来るとは思ってなかったぜ。
伝説のジャパニーズHIP HOPグループ、EAST END+YURIの「DA・YO・NE」の
洗礼を受けたボクですから、ここはエミネム「8マイル」バリに、フリー・ラップ対決だYO!
意気揚々(YO YO!)と席立ち 奴らの方に向かったYO!
メトロはONE WAY、お前らMY WAY
そんなrhymeでディスりながら、
ハイになったら lime酎ハイ
と、なかなかイケてるリリックを思いついたが、
ちょうど駅に到着したのでそのまま降りてやってYO!
余裕で俺の圧勝・楽勝
メトロの中で ONE MAN SHOW
・ジョニーロケッツ
http://www.johnnyrockets.com/home.html
部屋に荷物を置き、ランチに「ジョニーロケッツ」へ。
もうね、名前の時点で格好いい度120点。
ジョニーなのに、ロケッツなんだよ!?
ありえなくね?
めっちゃ気に入り一回しか行かなかったくせに、「ジョニロケ、ジョニロケ」言ってやったわ。
ここもいわゆるダイナー的内装で、地元の家族らしきお客で賑わっている。
ほんと、LAのハンバーガーって美味しいのね。
飽きないのね。
バンズは旨いし、ハンバーガーは肉ー!って感じでジューシーだし、
フレンチ・フライはイモの味が最高だし、上にチーズとかかけてくれるし。
ほら、日本だとファストフードでポテトとかって完食できないでしょ?飽きるっていうか。
もうね、そういうのないから。オール完食。そんでコーク飲む。
そりゃ太るわ。
そのくせ健康志向とか意味わかんねーけど、LAにいたら意味わかるわ。
ランチ後はハリウッドを歩ける範囲で、あっちをブラブラーこっちをブラブラーお散歩タイム。
キャピトル・レコードのビル!
なんか思ったんだけど、乾燥してるからか? 髭の伸びが遅いんですけど?
あれ?なんで?
グリフィス天文台で夜景を観るために、17時ころ移動開始。
ツアーも色々あると思うけど、けっこう値段が高いので自分で行くことに。
行き方。
-----------------------------------
<地下鉄>ハリウッド・ハイランド駅
~メトロ・レールRed Line~
Vermont/Sunset駅 下車
↓ 地上に出る
<DASHバス(LADOT)>乗り換え~ (50セント)(週末のみ?)
Observatory Shuttleという看板柱の付近で待つ。
-----------------------------------
これなら、めっちゃ安く行ける!
しかし、夕方のLADOTバスはめっちゃ混んでて、思いっきり運転手のすぐとなりで立ち乗り。
運転手は女性の運転手だったんだけど、
LA、バス、女性が運転
このキーワードといえば…
はい、正解!映画「スピード」ね。
ってことは、ボクはキアヌ・リーヴスね。
なんていうどうでもいいことを考えてつつ、夕刻のLAを走るバス。
天文台に向かう道路は大渋滞で、めっちゃ時間かかった。
でもズドーンと広い大地へ続く夜景に感動。
日本では見れない景色だねこりゃ。
帰りも同じようにシャトルバスをかなり待って、夜の地下鉄に乗ってホテルへ。
夕食は前から決めていたステーキ!
The Grill on Hollywood
シックで上品な内装にデニムのボクら不似合いだったけど、空腹には勝てず。
ステーキに合う、重めの赤ワインを選んでもらって乾杯。
うまっ!肉うまっ!たしか、この肉だけで7,000円くらいかな。
円安っ! 円弱すぎ! 帰国したら、総理大臣を小一時間説教してやろうと思います。
でもいいのだ。めっちゃ贅沢できた。
マッシュポテトも美味しかったし、店員さんもいろいろ気を使ってくれたし、気分は最高の夜だ。
4日目に続く。


















