Do You Remember Rock'N'Roll Blog? -29ページ目
去年のように、某国で飛行機に乗り換えできずに、

あやうく日本に帰れなくなりそうな

とんでもないハプニングもなく、無難にGW旅行から帰国したミツです。



やっぱり、日本の春は一番過ごしやすいんだってことを実感しました。



「春」になるといつも思いだすことがあります。





高校を卒業した18歳の頃のミツの話です。




18歳というと、今から10年くらい前のことでしょうか?
(↑計算違いしてたらゴメンにゃさい。)





高校生のころから付き合っていた女子と一緒に上京物語をして、


彼女は西荻窪のアパートで独り暮らしをし


某女子大に通い。





ミツも学生をしながら、ビ●ター・エンタテインメントなどで


Recスタジオなどに入り、音楽業界の下積み勉強をしていました。



当時は、それこそ音楽命でしたので、


毎日2食の生活で、浮いたお金で毎日1枚CDを買う生活をしていました。






夢と希望に溢れていたあの頃ですから、「夢」に一歩近づけたことで


貧乏生活大歓迎の毎日でした。






当然のように、時々、独り暮らしをはじめた彼女のアパートへ


転がり込んで、初めての手料理に感動したりニコニコ


今まで経験のなかったような、時間を気にせず2人の時間を過ごす。




そんな青臭い青春にドキドキする毎日でしたラブラブ





とは言え、しばらくは彼女のアパートに泊まるというようなことはせず


きっちり、終電前には自分の部屋へ帰っていたミツですが、


1ヶ月ほど東京生活をしてくると、そろそろお泊りをして(ムフフフフ) ドキドキ



という感じにもなるわけです。





ミツの場合、どこに泊まるにしても、どうしても必要なことがあります。



それは、「朝、目が覚めたらコーヒーを飲む」。



それも、ただニガ味しかないような、クソ不味いコーヒーを。





小学生低学年からそういう、アメリカンな生活ですでの、


モーニング・コーヒーを飲まないと、まったく身体のスイッチが入らないわけです。





「トクダネ」の小●さんが、毎朝家を出る前に、


例のモノを頭にかぶるのと同じで



ミツは、クソ不味いくらいのコーヒーを飲むのが日課なわけです。





で、初めて彼女のアパートに泊まることになった夜のこと…。



「あのさ、俺朝起きたらコーヒーがないとダメだから、

 悪いんだけど、インスタントでいいから買っておいてね。」




そう。


彼女は一切コーヒーを飲まない女子だったのです。





せいぜい、「ロイヤル・ミルクティ」を飲んでれば可愛いと思ってるタイプだったのです。






■彼女 「コーヒー買っておいたからねコーヒー

     明日の朝淹れてあげるね時計




■俺 「あ、うん。ありがとう。これから毎日淹れてもらおうかな(照)」




そんな、歯が浮いて総入れ歯になりそうな台詞を言ったとか言わないとか。






そして、初めて迎える2人だけの朝晴れ



ピヨピヨ チュンチュンヒヨコ



小鳥たちのさえずりと、


ベッドの隣で、俺を見つめる彼女の視線で目を覚ましたミツ。




■彼女 「もう起きる?コーヒー淹れてくるね(照)」



■俺 「お、おう。サンキュー」




はぁー、なんて幸せな時間なんだラブラブ!



大人ってこういう時間を過ごせるのかー。





■彼女 「はい。 


      コーヒー。」
  
   


     ド ン。








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■俺「・・・・・」





このことが原因で僕たちの淡い恋は終止符を打ちましたショック!




この春から、新生活を迎えて、



まるで岩井俊二の撮った映画のような



淡い青春を満喫しているキミ達に伝えたい。





「コーヒー」と、「コーヒー牛乳」は違うんです。