東京からの出張帰りのこと。
新幹線(自由席)。
隣に、20代女子登場。
・女子「ここ空いてますか?」
・俺 「あ、はい。どうぞ!(照)
(君のために空けておいたのさ)」
-------------------------------------------
新幹線が、走りだすや いなや
(as soon as ナニナニ)
ガサガサと駅弁の包みを開け出す女子。
-------------------------------------------
ぷ~んと漂う、駅弁のニオイ
空腹のまま電車に乗り込んだ俺
それにちょっとイライラ イライラ
-------------------------------------------
…ちょっと、この女子食べる気マンマンじゃん。
(駅弁だから、電車で食べるのは仕方ないけど)
からの~
割った割り箸を、親指と人差し指の谷間に置いて
両手を合わせてる女子。
俺にだけ、聞こえるか聞こえないかの、ささやくような声で
『 い た だ き ま す ♪ 』
この女子ってば、電車の中で駅弁食べる時に
『 い た だ き ま す ♪ 』言ってるーーー!!(照)
しかも、声まで出して
『 い た だ き ま す ♪ 』言ってるーーー!!(照)
ついでに言うと、
顔を左右に小さく振りながら、
『 い た だ き ま す ♪ 』言ってるーーー!!(照)
-------------------------------------------
はい。合格。
(おめでとうございます。)
-------------------------------------------
最初は、到着するまで寝る予定だったけど、
女子からの
「あの~、私全部食べ切れないんで、
もし良かったら半分どうですか?」
を期待して、寝ずにシャキッと起きてることにする。