Do You Remember Rock'N'Roll Blog? -16ページ目
今回旅行に行って感じたこと⇒「日本はユル過ぎる」。


シンガポールはみんなが英語を話せます。

小さい子から、おじちゃん、おばちゃんまでみんな話せます。

とにかく色んな人種が生きています。約4割は外国人らしいです。


と、いうことはそれだけ多くのIdentityがあるということです。



5歳になると、英語でプレゼンができるように教えられるそうです。

日本の幼児向け英会話のようなリンゴを指さして、「これは何?」「アッポー!」

ナニナニちゃん発音いいわねー。 というレベルではないわけです。



プレゼンができるように教えられるわけです。



それはなぜでしょうか?



「欧米人に負けない自分になるため」です。



アジア人という差別を受けるのはしょうがない。


体格、外見的な格好良さで欧米人に負けるのはしょうがない。




じゃあ、何で勝つのか? はい、そこの君。
 

「頭脳です。」


その通り!ザッツ・ライトです。



「頭脳」です。そして、その先には社会的成功、社会貢献、地位、お金などがあります。



そのために、子供の頃からがむしゃらに勉強させられるのだそうです。



下校時間にバスから降りてくる学生達を見かけましたが、みんな手にテキスト用紙を持っていました。勉強しながらバスに乗っていたのでしょう。




帰国後、日本の電車に乗りました。みんなスマホで「パズドラ」してました。




シンガポールの街のコンビニの店員さんは、みんなインド系の人でした。
なぜなら、彼らは計算が早いからだそうです。


日本の店員さんは、アイスの上に寝そべってイエーイってなっていました。





道路工事の作業員も、ほとんどインド系の人でした。
暑い気候の中一生懸命働くのでしょう。



日本の職安には今日も若者が職を求めてやってきます。
仕事がないわけじゃありません。選り好みしているだけなんです。

「俺には何か出来る!」というわけのわからない自信だけ持って毎日通うんです。
我が子がかわいい親はそんな子に3食タダメシを食わせるわけです。





アラブ街にあるモスクの近くの雑貨屋へ行きました。

フレンドリーな店員のお兄さんが言いました。
「最近、テレビも車もなんでも韓国か、台湾製品ばかりになった。日本の製品はどうした?
私は日本製品の方がいいのに高すぎる!」


日本の大手家電メーカーが赤字になるのがわかりました。





夜の動物園に行きました。暗い園内をトラムに乗って巡ります。


日本人向けにだけ 「日本語専用トラム」 がありました。
JTBとか、HISのツアーで来ている人達は、安心してそのトラムで楽しんでいました。
差別されていると思わないのでしょうか? 日本と変わらない環境の中で旅行して楽しいのでしょうか?



日本しか知らない人に限って、日本が一番優れていると思い込んでいます。



もちろん、そういう優れた部分がたくさんあるのは知っています。
でも、それもこれも外に出て初めて見えることです。



「やっぱり日本が一番いいね」というのは、外から帰って来た時に言うセリフだと思うのです。