「風呂トイレ 年の瀬に舞う 塵一つ」

 

柄にもなく疼いちまうんだ、和の心がよ。

そういって、俺は年越しパスタを茹でてるんだ。

 

「ンフッ」

 

生ガーリックとのり佃煮、一見似合わないと思うが、

別に合ってない、いいんだ。

 

「そうだろう」

 

俺たちだって、冷蔵庫の片隅で忘れられてた

食材みたいなもんだ。

 

「贖罪」

 

やめておけ、口数が多いやつはモテない。

そろそろ行かなきゃな、パスタが呼んでる。