5年前の肺がんの手術を当時の日記を見ながら思い出して書いてます。
術後のICUでのお話です。
目が覚めてから一番最初に見えたのは「大丈夫ですか?」と優しげに尋ねる看護婦さんのアップでした。
「大丈夫です〜」と声を出そうとしたけど声が出ず、最初は頷くのが精一杯でした。
頭がぼーっとして体全体が重かったけど、強力な痛み止めの点滴のおかげでそこまで辛くはありませんでした。
ただ、やけに感覚が研ぎ澄まされていて、ガチャガチャとした器具の音や、看護婦さんの声がうるさくて全く休まらなかったです
熱も39度台あり、しんどい上、痰も出さなくてはいけないため、咳をするとギュッと胸の痛みが来たので、慌てて腹式呼吸。
特にパニックにもならず、頭の中でなっていたのは何故か「星の子カービィ」のテーマ曲でした