★双子の姉妹との恋愛の感動★ | 名古屋英語でプレゼン教室「英語プレゼンのコツ」

★双子の姉妹との恋愛の感動★

感動共有セラピスト りょうです^^


では、お2人目のエピソードです♪


(合計229人)




●2人目



感動話を名古屋市金山駅前で集めるブログ~路上で聴いた感動話♪~

男性(「Rさん」とします)



『中学時代、S子っていう彼女がいたんです。


それまでは、僕はすごい荒れていて、
でも、S子のおかげで少し落ち着いたんです。


結婚しようって、約束もしてて。


ある日、夏祭りに行こうってなって、
それまでは毎年友達と行っていたんですが、


友達が気を利かせてくれて、
S子と2人で行く事になったんです。


祭りに行く途中、自転車に2人乗りして、
青信号を渡ろうとしたんです。



そしたら、渡っている最中に、
横から車が突っ込んで来て・・・



―――跳ねられた後、
気付いたら病院でした。


生きてた!って思って。



で、S子の姿を探したんです。

でも、いなくて。


ひょっとしたら、重傷なのかもしれない・・・。
そう思っていたら、友達が入って来て。


で、S子の事を聞こうとしたんですが、
何故か友達が泣いているんです。



そして、その時初めて知りました。




―――S子が死んだって事を。




それからしばらくは放心状態でした。


S子は・・・もう・・・いないんだ・・・



それから、しばらく経って、
また荒れ始めました。


教師を殴って、酒・タバコをやって、
暴走族もやって、警察に捕まって。



その当時、S子の双子の妹のK美が、
心配してくれていたんです。


S子の事でショックを受けて、
それを引きずっている僕を。



そしてある日、K美が、
祭りに行こうって誘って来て、


夏祭りに行くことにしました。


当日、普通に出店のゲームやったり、
食べ物買って食べたりして、


その帰り道。


歩いていたK美が、
ふと立ち止まって言いました。



「あたし、Rちゃんがお姉ちゃんと付き合っていた時から、
 Rちゃんが好きだったの。


 Rちゃんがお姉ちゃんのことまだ引きずってるの知ってる。

 でも、それでも良いから、あたしと付き合って欲しい」



それから、K美と付き合い始めました。


双子だから、性格も似てるし、
顔も似てるんですよ。


付き合っていて、楽しかったんですが・・・



ある日、K美をS子とダブらせている自分に気付きました。

その時、思ったんです。


こんな気持ちじゃ、K美と付き合っていけないって。

それで、「好きな人が出来たから」と嘘をついて、


別れました。


そしてその後、A美という別の女性と知り合い、
付き合い始めたんです。


そして、高校卒業後、働き出して。


A美とは同棲していました。
結婚も約束していて。


そんなある日、S子の墓にお参りに行きました。
墓と言っても、僕らが丘の上に勝手に作ったものですけど。


それまでも、時々S子の墓参りはしていたんですが、
その時、たまたまK美と出会ったんです。


K美も、S子の墓参りをする度に、
僕が置いた花を見つけて、


僕が時々来ていることに気付いていたようです。


そこで、K美が、その前日に、
僕の親友のIという男に告白された事を伝えて来ました。


その上でK美は、こう言いました。


「あたしと付き合っている時に、Rちゃんが私をお姉ちゃんと
 ダブらせてたの気付いてた。


 でも、それでも良い。もう一度付き合って」


僕は言いました。


「ごめん。俺今、A美と付き合ってるから。
 結婚も約束してるし。だから、お前とは付き合えない」


そう言って、家に帰って。


そして、A美に言ったんです。

墓参りしたら元カノに会ったって。


そしたら、A美は、「じゃあ、色々お話できたね」って言って。


そして僕は、「婚姻届書くか!」

って言って、書類を出して。


書類を手元に置くと、A美はすらすら書いて。


で、僕も書こうとしたんですけど・・・


何故か、書けなくて・・・



それを見ていたA美が言いました。



「Rちゃん、今何考えてる?私のこと考えてる?
 そんな気持ちだったら、一緒になれないよ・・・。


 私が泣かないうちに、出てって・・・」



僕は、走って家を飛び出しました。
K美に会うために。


K美の家に行きましたが、いませんでした。


次に、Iのところに行って、
K美がいそうな場所に心当たりが無いかを聞いたら、


「あそこしか無いんじゃねーか?」


と言われました。


そう、「丘」です。


丘に向かおうとしたら、
Iに言われました。


「R,お前らしくなってきたじゃん。

 S子のことがあって、気持ちにウソついてたみたいだけど、


 そうやって素直になりゃ良いんだよ」


そして、S子の墓がある「丘」へと走って行くと、
そこには・・・



K美はいませんでした。



会えなかった・・・


そうか・・・


しょうがないか・・・



そう思って、帰ろうとして振り向いたら・・・!



―――そこにK美がいました。


「・・・どうしたの?こんなところで・・・?」


今にも泣きそうな小さな声でそう言って。


僕は、想いをぶつけました。


 「俺さ・・・S子のこと、ずっと好きだった。

 正直、S子の事は忘れられない。
 
 でも、もう今は、S子は“思い出”なんだ。

 俺の中の“思い出”として取っておく。


 今の俺が好きなのは、K美なんだ。

 付き合ってくれ。いや、結婚してくれ!」


そして・・・


僕はK美と結婚しました。


今では、子供もいて、とても幸せです。


S子の事は、つらい経験でしたが、
でも、それがあったから、強くなれた気がするんです。


今でも、どっかから見てくれていると思います。


ちなみに、Iですが、その後・・・

A美と結婚しました。


全部繋がっているんだって思います』




一言一言かみしめるように語られたのが、

印象的でした。



お話していただきまして、ありがとうございます♪



りょう