こんにちは。

前回の記事の続きです。

環境を変える決意をして、気持ちも前向きに動きだし、体調も少しだけ回復の兆しが見えました。

今回は、外出のお話です。

パニック発作は、ところ構わず襲ってくるので私は段々と出掛けるのが怖くなり…

行動範囲が狭くなっていた。

人付き合いも極端に減らし、気心の知れている相手と、知っている場所（しかも近場）を行動の場としていた。

実際、一人で外にいて急に発作に見舞われ、動けなくなったことが何度もあり、もう苦しいやら恥ずかしいやら。

家族に迎えに来てもらって、連れ帰ってもらう…の繰り返しだった。

そのうち、外に出るのが不安でたまらなくなり家のなかで過ごすことが多くなった。

…という経緯があったのだけど。

さて、

そう塞いでばかりも疲れるもので。

私は外に出てみようと思った。

出来るかどうか正直わからないし、チャレンジして失敗したらまた自信を無くして振り出しに戻るかもしれない…

その不安はあった。

だから思いきりハードルを低くしてスタートした。

起き上がれそうな日は、

まず、窓を開けて外の風に当たる。

次に、靴を履いて玄関の外に立つ。

庭を歩いてみる。

家が見える範囲の目印まで行って、帰ってくる。

家の周りをぐるっと歩いてみる。

家族とショッピングモールに行って、一人でひとつのショップで過ごしてみる。

一人で普通に行きたいところへ行けるようになるには、気の遠くなるようなペース。。

こんな簡単なことでも、何度も失敗したりした。

1歩進んで2歩下がる日もあった。

もう、ダメだ！と自暴自棄になるときがあっても、昨日出来たことが今日出来なくなっても。

それでも、いつかは一人でまた出掛けたい。

そう思っていた。

つづく。

**当時を振り返って**

もちろん、環境を変えて少し元気さを取り戻してきてたから、外に出てみようかな…と思えたんだと思います。

今では一人で県外にも行きます。

当時の私からは想像もつかないですね。

でもこれがリアルです。

あなたにもきっとそんな未来が待っています

ヽ(*´∀`)ﾉ

【パニック障害＆うつ病】克服日記～必ず治る～24