東京に生まれながら佃の歴史については詳しいことは知らない。
江戸期に近畿方面から移住させた漁師が作った集落らしい。
住吉神社があるのもそのためだろう。
佃煮でこの土地に名前をかろうじて知っているくらいで特に用事もない。（失礼）
地下鉄の有楽町線や大江戸線が月島を通るようになって交通の便が劇的によくなった。
佃島は隅田川から晴海運河が分かれる地点であり、島の先端部分を含む広い範囲は石川島重工業があった土地である。
事の事情と経緯などは一切しらないが佃の再開発が行われリバーシティ２１が誕生する。
隅田川に隔たてられているが銀座から２ｋｍ以内の距離にあり、隅田川の浄化など居住地として価値が見直されたということだろう。
これを皮切りに東京の再開発が始まった。
画像の通り平坦な島に高層住宅が林立しており、それらに囲まれたなかに生活を支える商業施設が集約されておりにぎわいを見せている。
画像は隅田川左岸のテラスから撮影したもの。
佃島に向かって右の流れ、中央大橋が架かっている方が隅田川。左への流れは晴海運河。
撮影機材
pentax K10D
DA16-45mmF4